[旅行]の記事一覧 | まりこの秘密の小部屋

インスタントﾗｰﾒﾝ発明記念館

行ってきました、池田にあるインスタントﾗｰﾒﾝ発明記念館に。ここは観るだけなら無料だしいつでも見られるのですが、チキンﾗｰﾒﾝの手作り体験をするには予約が必要であります。3ヶ月前から予約を受け付けしてくれるのですがその予約がなかなか取れないので有名でもあります。今回の予約は11月にいれたもの。平日だからなんとか4名分確保。売り場の気のあった仲間3人と参加です。安藤百福の発明したチキンﾗｰﾒﾝの歴史と今までに発売されたすべての商品の展示のある一階を見学。いよいよ1時からの手作り体験のできる2階フロアーへ。ガラス張りの広いキッチンです。二人一組になった作業を進めます。まずボールに粉をいれ水を混ぜ合わせてゆきます。ひとつの塊りにまとめたら、麺棒で伸ばしてゆきます。ある程度の薄さになったら製麺機に入れてどんどん薄く延ばしてゆきます。ダイヤルの目盛りを変えながら5回ほど伸ばしてゆき最後に細い麺状になって出てきたﾗｰﾒﾝをはさみで適当な長さにカット。この麺を蒸します。蒸すのはスタッフがまとめてやってくれます。蒸しあがっている間にカードにイラストを描きます。2月1日から2月12日までの間はヴァレンタイン仕様でﾗｰﾒﾝの型はハート型。ラッピングもヴァレンタイン仕様なのです。蒸しあがったﾗｰﾒﾝにスープをかけてすばやく混ぜ合わせてしみこませます。そしてハート型の抜き形にきっちり１００グラムの麺を計っていれ油であげて出来上がり。油であげるのはスタッフがまとめてやってくれその上がるさまをガラス越しに眺めることが出来ます。自分の分は番号が振ってあり、ちゃんとわかるようになっているのですね。出来上がったﾗｰﾒﾝをセロファン袋に密閉してもらい銀袋にラッピングして出来上がり。おみやげにもうひとつチキンﾗｰﾒﾝがつき、実習に使用したひよこ模様のバンダナもお土産としてお持ち帰りができます。以上で500円、楽しい実習体験でした。自分で作ったハート型のチキンﾗｰﾒﾝ。早く食べたくもあり、もったいないからおいときたくもあり。でも賞味期限は3月8日まで。普通のものより短いのでした。帰りに池田駅前の酒屋で呉春をみつけ一升瓶を下げて帰ったのは言うまでもありません(;^_^A アセアセ

さいたにや

今日で高知ともお別れ。朝風呂は部屋のバスにはいるが、浴槽が冷えてる為、すぐにお湯がゆるくなるのが難点。ここもガラス張りで外を見ながら入浴できるけど６時半ではまだ真っ暗で何も見えないわ。朝食は昨日と同じレストランだが朝と夜ではまったく雰囲気が違う。今度は窓際の席にすわり渓谷を眺めながら朝食をいただく。麦とろで素朴な味で、魚の干物おひたし、たけのこ、茶碗蒸、湯豆腐と朝から食べきれないほど。１０時出発の送迎のワゴンで高知市内へ。オリエント高知ホテル近くの龍馬生誕地まで送っていただく。今日は徒歩でゆっくり市内を回る予定。生誕地からすぐの「龍馬の生まれた町記念館」そして龍馬の本家のさいたに屋の跡地へ。ここはいまでは「さいたにや」という喫茶店になっています。脱藩した龍馬が使っていた「才谷梅太郎」という偽名はここからとったのね。次に土佐山内家宝物資料館、旧山内家下屋敷長屋を見学。三翠園ホテルの１４階レトランで鏡川と龍馬スタジアムを見下ろしながら昼食。最後に高知城へ。さすがにここは何度も来たことがあるけどやっぱりお城ははずせない。あんまり大きな城ではないが大手門と天主閣が一度に写真に取れるのは日本中で高知城だけらしい。山内一豊、妻の千代、板垣退助の銅像が敷地内にあり。４日間よい天気で暖かく、旅行日和でした。高知駅前から１６時１０分発のバスで一路神戸へ。今度は何時来ることができるでしょう。

太平洋に向かって立つ

さてわたくしは新選組の土方さんが好きです。でも幕末のあの時代もうひとり好きなのが土佐の坂本龍馬なのであります。新選組とは敵対する関係にあった龍馬ですがあの自由闊達なところやおおらかな大きさが好きです。龍馬が生きてれば明治時代ももう少しましだったんじゃないかと。優秀な人たちはみんな若くして殺されてしまったような気がします。あと二日間は龍馬の足跡を訪ねての旅にしたいとまず桂浜へ。ここに龍馬の銅像が太平洋に向かって建てられています。桂浜は砂浜ではなく五色の石で覆われていてお土産にいくつか拾ってきました。坂本龍馬記念館にも入館。筆まめな龍馬がおとめ姉さんにあてた手紙が何通もありその達筆さにため息。昔の人はどうしてみんなあんなに字がうまいのでありましょうか。２時発のバスで駅へ戻り。タクシーでオリエント高知ホテルへ。ここから今夜のお宿オーベルジュ土佐山へ送迎して貰います。高知の市外を抜けて走ること３０分。山深い土佐山の１軒宿、オーベルジュ土佐山に到着。周りは棚田に囲まれてバリ島のウブドのようであります。ホテル棟に１２室そしてヴィラが４室。なかなかとれないヴィラの予約がぎりぎりに取れて喜んでいたのですが、敷地内の川にかかっているつり橋を渡っていかなければならない為、母親はそのたびに怖いとぶうたれています。ヴィラはワンルームで川に張り出した広いバルコニーを持ち部屋の中央にベッド、両側にソファー、丸テーブルがひとつバスルームと洗面ボールが２つあるパウダールーム、冷蔵庫と湯沸し、CDプレイヤー。部屋にはテレビや時計はおいていません。こんなところもバリのアマンダリやアマンキラを彷彿とさせませす。これで部屋に露天風呂がついていたらいうことはないのですが。大浴場には露天風呂もありなので浴衣と半纏に着替えつり橋を渡って本館へ。それほど広くはないけれど、土佐山温泉が湧いておりお湯は透き通ってきれいです。暮れ行く山並を眺めながらのんびりと入るお風呂は気持ちいいの一言。２～３日ここで何もしないで１日本読んですごせたらなあ。ホタルの飛ぶころにまた訪れてみたい宿です。夕食は本館のレストランで。ゆかたのままだと帯が苦しくて食事がしにくいともういちど服に着替えていったのです。係りに案内されると入り口でどうやら靴をぬがなければならないようです。ううっ。実はレストランだからどうせ靴はいたままだからと足袋を脱がないで靴はいてきてしまいました。二人とも・・・洋服に足袋という妙なかっこうで席に案内してもらいました。正座すると足が痛いのでカウンター席へ。ここの料理は地元で取れる食材をいかしたもの。けっして豪勢な料理ではないけれど白和えも、焼き魚も、てんぷらも、豆腐もそのもの本来の味がしてとってもおいしかったです。さすがにオーベルジュの名に恥じないお料理でした。お酒も土佐の地酒が勢ぞろい。赤岡のお酒もはじめて飲みました。和食にはやはり、日本酒が良く合います。食事の後はフロントでCDを借りなつかしの昭和の歌「花の首飾り」や「神田川」を聴きながら静かに眠りについたのでした。

空と海との間には

田舎の法事は翌日も続きます。朝10時からまたお坊さんが3人でお経をあげます。その後車に分乗して、墓参りへ。墓地のの一角にうちの一族の墓がずらっと並んでいてひときわ威容を放っているかんじ。田舎の人は都会では考えられないほど仏壇やお墓にお金をかけるのだなと。墓参りが終わるとまた宴会が始まるらしい。今回の第一の目的はもちろん法事だけど4日間あるので観光もしたいのです。ここで座るとまた1日潰れてしまうのであいさつもそこそこに退散。電車が1時間に1本しかないのでそれを逃すと今日はもう室戸へは行けなくなってしまうから。11時47分あかおか発安芸行きに乗車。安芸で乗り換え終点の奈半利へ。ここから室戸岬へは、バスで1時間かかるのです。海岸沿いの径を縫うようにしてバスは走り1人おり、二人降り終点の室戸岬ホテル前に着いた時には、またわたくしたち二人だけでした。車もろくに通っていない道をとことこ歩き5分ほどで御厨人窟（みくろど）へ。ここは1200年前に弘法大師が修行の地に選んだ洞窟でここから望む空と海に感銘して「空海」と称するようになったそうです。暗い洞窟から眺める空と海はただただ明るく光に満ち溢れ大自然の前にひれ伏したくなる感じ。ここから海岸沿いに室戸岬の先端まで遊歩道がついているのでそれをたどって歩いてゆくことにする。空は抜けるように青く、気温も高く歩いていると汗ばむほど。たまに歩き遍路とすれちがう位であまり人影もない。聞こえるのはただ潮騒の音だけ。30分くらいで岬の先端へ。ここから灯台が見え道路際には勤皇の志士中岡慎太郎の銅像が建っている。ここから最御崎寺までは急な坂道を30分。母を連れているし時間もないのでタクシーを呼ぶことに。客まちしているタクシーもないので調べてきたタクシー会社に携帯でかけようとしたら圏外・・・地の果てか、ここは。そばに公衆電話があってほんとによかったですわ。都会と違って親切なタクシーの運転手にお寺と灯台を案内して貰いました。室戸の灯台はレンズの直径が2.6メートルで日本一の大きさを誇るそう。中が見学できないのが残念。最御崎寺は四国八十八箇所第24番札所。くわずいもや鐘石など大師ゆかりの品があります。足摺岬は何度か訪れたことがありますが、母もわたくしも室戸は初めて。これはひとえにアクセスの悪さもあります。炎の蜃気楼の舞台になったところをめぐるミラージュツアーで一度は来たかったのでした。でも、ここには直江と高耶は来ていないので足摺岬ほどには萌えないのかも。そうこうしているうちに三時前のバスが出てしまい先ほどのタクシーで奈半利駅まで行くことに。見る度に上がるメーターは心臓に悪いですけど、他に交通手段がない～バスは2時間に１本くらいしかないし(/_;)土佐くろしお鉄道で夜須へ。今宵の宿泊はリゾートホテル海辺の果樹園です。太平洋を一望できる高台に建っている南欧風のリゾートホテルの最上階角部屋へ。30畳くらいのリビングルームに和室、キッチン、トイレメゾネットの二階に寝室。そして浴室は2面がガラス張りの展望風呂になってます。これだけ広い部屋で２食つきで都会では考えられないリーズナブルな値段です。高知は物価も安いのか。バルコニーからは今正に沈もうとしている夕日が目に焼きつくようです。一階に大浴場もあるので、まずそちらで一風呂あびますがここも貸し切り状態。平日で泊り客も少ないのでしょうか。食事は１階のレストランで。ここは地ビールの醸造所があり、できたての生ビールが飲めるであります。懐石風皿鉢料理をゆっくり味わいながら、３種類ある地ビールを全部制覇するのじゃと頑張ってみましたが、２種類でダウン。少し小さいグラスで頼めばよかったと後で後悔。

山代温泉日帰り旅行

JRのかにカニエキスプレスで山代温泉へ日帰りでカニを食べに行ってきました。本当は泊まりたいけど一緒に行ったＭちゃんは犬を飼っていて泊まりの旅行はできないのです。加賀温泉駅までは思ったより近くて大阪駅から雷鳥で2時間20分。琵琶湖のほとりの近江今津の辺はもう真っ白な雪景色。雪を見ながら温泉にはいれるわと思っていたら山代温泉まで来たら雪は積もっていなかったのでした。何故？滋賀県より石川県のほうが北に位置しているのに。今回お世話になったのは葉渡莉と和風旅館。お風呂が2ヶ所あってまず食事前に九萬坊の湯へ。大理石の床に檜作りの湯船。外には露天風呂。入っているのはもう一組だけでほとんど貸切状態。お湯は澄み切っており入るとザパーンとあふれます。1時間ほどお湯にはいってほどよく温まったところでお食事処へ。カニのフルコースで前菜に始まりかに刺しゆでガニ、焼きガニ、茶碗蒸、カニすき、最後に雑炊で〆てすっかり満足。カニ刺しと焼きガニが絶品。茹でガニにまだアツアツで本当に美味しかったのでした。でも、カニを食べていると無口になる・・・こここはお風呂が二箇所あるので、食事が終わったあとまた入浴。今度のお風呂はジャグジー付きでまた趣が変わっています。すっかり満足してのんびりと帰りの電車でくつろいでいると1本前のサンダーバードが人身事故で停車。後続の列車もすべて停車。京都駅で停まったまま1時間20分。いつ動くかわからない電車をじっと待つ時間は長かったです。

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