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腰痛アドバイザー@ 腰が痛いのは、辛いですね。 腰が痛いのは辛いものです。 私も14…
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2008.08.01
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 私なりの子どもの見方
 ゆったりとした、図太い鈍感力を身に付けた母親の子どもさんだと、あまり病気にならないし、病気になっても重症にはなりにくい気がしている。そんなお母さんだと、子どもに熱があっても慌てなくて、深夜に来ることはまずない(これが正解の事が多いと思うのだが)。
 子どもの鼻水をすすっている母親にしばしばお目に掛かる。それも、汚い鼻水なのだが。親の愛情を直に感じ取れていいかなと思う。治りもいい感じだ。
 とても神経質で、熱が出たと言っては、ちょっと下痢をしたからと言っては、直ぐに医者に掛かっている親御さんだと、子どももかなり神経質になっていると思う。うんちをした後も何度も拭いて清潔にしている感じの母親。結果的には、マイナスになっているかも知れない。
 夜泣きの時に、抑肝散(や甘麦大棗湯)なる漢方薬を上げることがある。証が合ってホントにそれ以来ピタッと治ることがあるが、母親にも一緒に処方するとより効果がある様だ。
 母親がイライラしていると、子どもの心の寄り所がなくなって、病気がちになっているみたいだ。夫婦の不仲は、最悪。親が学校の先生の悪口を子どもの前で言い出すと、 子どもは当然のことだが、当惑してしまう。同じ様に、親御さんが医療機関を不信に思っていると、子どもも不安になる様だ。やはり、掛かるからには、その医者を信じてもらいたい。
 突飛な意見があって、子どもが熱があって医者に行くと抗生物質と解熱剤をもらう。で、免疫力が落ちて、治りが悪くなるが、親御さんが医者を信じることで、親が安心することで子どもも安心して、それが子どもの免疫力に影響して、少し医者に掛かった方がいい感じになって、病気が少し早く治った感じになるとか?!
 子どものカゼで抗生物質をあげなくなって余り病気をしなくなったとはっきり言ってもらえた母親がいた。解熱剤を使わなくても濡れタオルで拭けばいいと思うのだが、どうも、日本では解熱剤の内服や座薬を上げ、直ぐに医療機関に掛かるのが定番になっている様だ。そして、掛かっても又熱が上がったと言って、時間外に慌てて来ているケースもある。

 

(以下は、私が熱を付ける表と一緒に書いて渡している内容)
 子どもの見方は、次の4点に注意することが大切だと思います。つまり、「機嫌」、「顔付き」、「食欲」、「睡眠」です。熱、咳、下痢などがあっても、以上の4点であまり問題なければ、あわてる必要はないと思います。その大半は、翌日受診しても間に合うものと思われます。
 しかし、熱はないけど、何となく顔色悪く元気がない(腸重積やショック状態?)、熱はさほど高くないけど、力のない咳をして殆ど飲まなくなって息づかいが何となくおかしい(細気管支炎?)、3カ月未満の子どもの発熱(敗血症や尿路感染症など)、嘔吐が止まらない、顔色がどんどん青白くなっている、痛みがどんどん増している(急性虫垂炎?)、全く眠ることが出来ない、けいれんが止まりそうにない時、意識状態がだんだんおかしくなっている(急性脳症)、そんな状態は救急ですので、直ぐに受診すべきでしょう。

 「熱」について説明します。
 発熱は、熱を出して治そうとしている体の防衛反応ですし、熱の経過を見ることで、病状経過を知ることができます。熱を安易に座薬で下げても、再び上がることが多く、ウイルスがかえって強くなって熱が長引き、又急に熱を下げてもその反動で上がる時にけいれんが起きることもあります。当院では、その様な理由から、安易に解熱剤の座薬を使用していません。熱で苦しそうにしていれば、濡れタオルで、首や脇やソケイ部を拭いてみて下さい。それでもひどくきつそうにしていれば、病院にお電話下さい。急に熱が上がっても、その多くは、あわてる必要はないので、(元気がなければ)翌日の午前中に医療機関を受診して下さい。小児の場合は、熱の原因としてはウイルスのことが一番多いのですが、その多くは上下しながら熱があっても3日間です。
*アデノウイルスやインフルエンザでは、それ以上になることがあります。子どものインフルエンザでは、(麻疹と同じ様に)熱が下がって又上がる二峰性のパターンをとることもあります。子どもの発熱の原因は、細菌感染でなくウイルスのことが圧倒的に多く、細菌性の場合は、一般状態がウイルス性よりも悪くなっています。しかし、インフルエンザとか麻疹は、ウイルスですが、一般状態は初めから良くないことが多いです。






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Last updated  2008.08.01 09:57:51
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