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凡声庵閑話:南正邦の覚え書き Minami Masakuni

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2011.08.26
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カテゴリ:随想
高松市美術館で開催されています小谷元彦(おだにもとひこ)展に行ってきました。

高松市美術館「小谷元彦展:幽体の知覚」展示風景


脳内が破裂してノックアウトされて家でダウンしています。

美術館がまるで、お化け屋敷のようです。黒い幕で仕切られた次の部屋には、どんな恐怖が潜んでいるのか。
探検なのか、関所なのか。とにかく、ひとつひとつが衝撃の空間体験です。

生命の根源、進化の原動力、生命形態の必然性のきっかけ。

まるで、今の生命に進化しきれなかった、亡霊たちにあったようです。

「幽体」という、
リアルな世界とパラレルにリアルに存在しながら、誰も気がつかない世界。
開けたくない扉を開けるような。
そして一度開けてしまったら、パラレルをリアルに知覚してしまう感覚を身につけてしまう恐ろしさ。

それが、イマジネーションではなく、圧倒的な造形力と表現技術で、目の前に存在している。

そして、最後の部屋に滝の中にもぐりこんで、上と下の合わせ鏡の中で、無限の過去と未来とを行き来するような、こころの洗浄部屋の中。

誰もいないので、大の字になって寝そべって、作品の中に同化して体験してきました。2001年宇宙の旅のモトリスの世界の中に吸い込まれるように。

その中にあって、悪夢も呪いも、全てこの空間の中に溶けてしまいます。
しばらく、貸し切り状態の会場で、オダニワールドを堪能してきました。










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Last updated  2011.08.28 06:39:30
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