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カテゴリ:試写会
23日、有楽町朝日ホールにて「幸福な食卓」を鑑賞した。客入りは大分寂しい感じで4割から5割くらいで空席が目立つ。
【送料無料選択可!】【初回仕様あり!】幸福な食卓 プレミアム・エディション / 邦画 映画の話 3年前、父が自殺未遂をしてから家族は変わった。母は家を出て、成績優秀だった兄は大学進学を拒否し、農業に従事していた。新学期が始まり、佐和子は転校生、大浦と親しくなる。志望校を目指すため、佐和子と友達になりたいと言う大浦。変わり者だが明るく男らしい大浦に影響を受け、佐和子も夏休みに予備校に通う。父は仕事を辞めて、大学に行くと言い出す。それぞれの道を歩き始め、家族は少しずつ形を変えていく。 崩壊した家族を描いた作品であるが、何処かほのぼのとした空気を感じる家族、映画は何度も食卓のシーンが出てくるのだが、食卓には父、兄、主人公の佐和子の3人が顔を揃えるが母の姿は無い、母は近所のアパートで別居生活をしている。それでも、今の世の中家族が顔を揃えての朝食シーンが珍しく少し古い映画を見ているような錯覚さえ覚える。食べているのもご飯が主食で、パンではないというのもこの映画のポイント。 そんな家族に変化が出てくる、父は大学受験を目指しながら塾の講師になり、兄には恋人ヨシコが出来て、佐和子には転校してきた大浦勉学というボーイフレンドが出来、一緒に高校受験に励む。この大浦勉学を演じるのは勝地涼、86年生まれの勝地が中学生から高校生を演じているのだが、違和感なく明るい大浦を好演している。 他人から見れば他愛無いような日常が淡々と描かれ、佐和子は大浦と共に同じ高校に合格をし楽しいはずの高校生活が、ある出来事で以外な方向に映画は向かう。主題歌はミスター・チルドレンの「くるみ」。 映画の感想 同じ日の昼にトゲトゲしい「Dear Friends」を見たせいか、凄くやさしい映画で何か心が癒される印象を受けた。何でもない日常の風景に主人公たちが旨く溶け込み、舞台になった地方の町の風景などのロケーションも良い。主人公の佐和子を演じた北乃きいのビュアな透明感がこの作品要であり、漂々とした兄を演じた平岡祐太も好演している。音楽の小林武史の美しいスコアと、ミスター・チルドレンの「くるみ」が映画用にニューアレンジをされ、新しい道を歩き始める佐和子の姿と共に、丸々一曲フルコーラスで流れ感動を誘う。 映画終了後には、主演の北乃きいさんの舞台挨拶があり、映画の中の佐和子より少し成長した可愛いきいさん。高校の制服のような服装で登場して、将来はアクション映画に出演したいと以外な一面も語ってくれました。 映画「幸福な食卓」の関連商品はコチラをクリック。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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