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カテゴリ:漫画(感想
22巻発売後に、NHKで浦沢先生特集を見ました。
体調がよろしくなかったらしく、20世紀少年が終わりかけていたみたいな描写をされていて、 心配しておりました。 その後発売になったのは23巻...ではなくて、『21世紀少年/上巻』でした。 並べると何となく興味深かったです。 画像はズレてますけど、本体はぴったりシンメトリーなんですよ♪ 自分で年表作りたい程わけがわからなくなってきました┐( ̄ー ̄)┌ ともだち側の歴史と現実。 死んだと思われていたともだちの死が上巻で訪れました。 死んだはずのフクベエの顔を持つ男を知らないケンヂの「ごめんな」の一言は、 何を意味するのでしょうか。 陥れられたはずなのに、心境複雑に違いなのにーーー! その言葉と、「逃げっぱなしだった」。 そして「決着をつけに」バーチャルアトラクションに入るケンヂの罪って何なんだろうね。 小学生時代に原っぱで遊んだ仲間達が一堂に会し、仲良く食卓を囲むシーンは 小学生のユキジとケンヂ。 すれ違いの気持ちのまんま大人になる。 恋だ愛だの思っていたのは昔だけで、 決着が着いた(かのように思われる)今はもう「仲間」という感情に近いかな。 それでも2人が一緒にいると、正統派のかっけーヒーローヒロインに見えてしまいます 過去回想でバッヂをしているお面男子としていない男子。 別シーンでは2人が向き合い、会話する。 どちらかがサダキヨで...えーっと???? 片方は反陽子爆弾を口にする。 フクベエがお面を着けたのは万博に行く予定のあった夏休みと、”ともだち”として山根に殺されるまでのはず。 サダキヨともう1人とお面男子。 ケンヂに「ごめん」を言わせた”フクベエ”なのか。 サダキヨは転校するし、カンナがもう1人のお面男子に向かって「サダキヨ?」と問うているのも明らかにされていないので、この展開では万引きでバッヂをとられたのはサダキヨではないんだろな?という気にさせられますー。 爆弾のリモコンの隠し場所が分かったカンナが原っぱへ向かう所で次巻へ続く、になるわけで。 ...。 感想書きながら「もう終わるんだから最終巻が出てからまとめて書けばよかったぁ」と少し後悔。 複雑すぎるから、「?」だらけになってしまうんだもん 折角なのでアップすることに決めました 大阪万博に深い思い入れがある歳じゃないので、ちょっと調べてみました。 2005年の愛知万博=入場者数、約2200万人 1970年の大阪万博=約6420万人 リピーターが多かったと、『20世紀少年』にもありますが、のべ人数が日本人口の半分!! 高度経済成長でも、娯楽が今より極端に少なかった時代。 これがどんだけ心躍らされるもんだったか、 大阪万博を体験された方が読んでらっしゃったら感慨深いもんがあるんだろうなー 「おそれおののく内容です。」 上巻のオビは、映画『20世紀少年』監督の堤幸彦氏の言葉。 まだ全容が明らかになっていない映画だけど、ごっつ気になります。 次巻は中巻なのか、下巻なのか? どっちにしろ、核心に迫ってクライマックス突入してしまいました 浦沢先生、お体大事に頑張って下さいなー!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年06月28日 14時31分11秒
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