宮崎県での動物愛護活動記録　その１

11月半ばに宮崎市内で起こった火災現場から保護した仔猫たちの内

個性的な柄の男の子兄弟も会員さんのご紹介で新しいお家が決まりました。

宮崎市内から1時間、子供さんも一緒に、ご家族5人一緒に面談でした。

たくさんの子猫の中からどの仔にしようか迷われた末、

お父様がホームページを見て、この不幸な境遇の仔達を選んでくださいました。

そして、「仲良し兄弟一緒に」とふたり一緒に迎えて頂きました。

一時預かりの会員さんと喜んだのも束の間・・・

翌日のクリスマス・イブの夜、

「うっかり子供が子猫1匹を外に逃がしてしまいました」との電話連絡

南国宮崎もクリスマス・イブの日はかなりの冷え込み、

しかも翌日の天気予報は雨です・・・ 

知らない土地で翌日に迷子・・・子猫が自分から家に帰れるはずもありません。

翌朝すぐに捕獲器を手配してもらい奥様にお届けて

「絶対に近くにいますから諦めないで下さいね」

「1週間探せば必ず見付かりますから」と説得して

祈るような気持ちで捕獲器の使い方を教えました。

その頃、私から「子猫不明」のメールを受けた一時預かりをしていた会員さんは

すぐに車を飛ばして現場に走って捜索を開始していました、母の愛強しです

幸いにも翌々日には子猫は無事に奥様の手で保護されました。

たくさんのチラシを作ってご近所に配って周り、

連日子猫を探してくださった奥様のお掛けです。

そして、子猫を逃がしてしまい泣いていた末っ子ちゃんも

クリスマスが一生苦い思い出にならなくて本当に良かったと思います。

今度こそ、賑やか家族の元で幸せになるように願っています