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(続きから)
ベトナム4日目である1月27日、この日の深夜に日本へと帰国する事になります。 とはいえ時間は正確には28日の0時半、27日は丸々ベトナムにまだ滞在となるのでその時間を有効に使います。 まずもって思った事は、当初の予定ではこの日の10時にホテルをチェックアウトするのですが、では深夜までをどう過ごそうかという事。 昼ならまだしも夜、それも結構遅くまで落ち着いて過ごせる方法ってあるのかと考えた末に、結局もう1泊延長する事にしました。 朝のホテルのロビーで可能か頼んでみたらすんなりOKでした。 この日のメインイベントは、ホーチミンから南西にあるミトーへ行ってメコン川クルーズを楽しむもの、でした。 いつものように朝5時半からの美味しい朝食を食べて出発準備をして迎えの車を待ちます。 6時半にホテルを出発、丁度サイゴン川の向こうから日の出が昇ってくる時間帯でした。 チャン・フン・ダオの像の側を通ったので日の出と合わせてみようと試すも失敗。 でも川に映るお日様は撮れました。 ホーチミンの日の出は日本よりも赤っぽくて幻想的でした。 朝早くに出たからか、この日はそこまで渋滞に遭わなかったですね。 途中からは前日に使ったCT.01高速道路だったのでスムーズな移動でした。 でもトレーラーや観光バスが割り込んできたりはありました。 暫く走ると完全な郊外になり、どこか日本にも似た田園風景が広がるようになりました。 米の輸出で世界2位のベトナムの稲作、何度採れるのかと聞いてみると驚く事に三毛作が普通で最大で4回の栽培をする事もあるとの事。 ただし4毛作の場合は美味しくなくなるのだとか。 写真で緑の田んぼの中にぽつぽつと見えるのはベトナムのお墓で、田畑の中に作るのが日本の田舎でも見かける風景だなぁと思いながら眺めていました。 高速を降りたミトー付近でやはり渋滞に巻き込まれて目的地に到着したのは8時半過ぎ。 約2時間の移動時間でした。 目の前にはメコン川が広がっていました。 こちらでガイドの方を雇って案内してもらいます。 ボートに乗って、川の中にあるトイソン島へと渡ります。 出発! やはりというか、大きく広くて、それでいて茶色に濁っていて日本の河川とは全然違う雰囲気。 本当に雄大な河の流れだと思いました。 前方には島に繋がる橋が見えます。 ラックミエウ橋というこの橋は、1度崩落した後に新しく作られたそうで2009年に完成した橋だそうです。 トイソン島に到着、まずは食堂みたいな所に案内されて待っていたのはミツバチの巣でした。 沢山のハチ達が居るけれど、なんとなく日本で見かけるミツバチよりも一回り小さいように感じました。 ハチは大人しくて巣から全然動かないので可愛いものです。 テーブルに案内されるとハチミツ入りのお茶をドライバナナの実と一緒に頂きました。 美味しかったのでハチミツのボトルを1本購入、それを見た父は珍しくローヤルゼリーを買って帰ると注文していました。 相手の商売に上手く乗せられました(笑) この後でニシキヘビを首に巻く体験をしたのですが、自分の写真を撮ってもらうだけで肝心のヘビの写真を撮り損ないました。 ヘビは結構大きくて重かったのですが、じっとして動かないので特に問題は無かったです。 更に進むと再びテーブルに案内されます。 こちらにはフルーツが用意されていました。 他のツアーも入ってきて、暫くすると女性スタッフの方が数人で歌を歌ったりする演目が始まりました。 この時はベトナムの音楽だったようですが、かつては日本人が来た時は日本の歌も歌われたと、ネットの記事で見かけましたね。 歌を聞いてチップを置いてまた移動、周辺には色々な果実が実った木がありました。 パパイヤの実、らしい。 ヤシの実も沢山付いていました。 今度は小さな馬車で移動。 少しの距離ですが、ノスタルジックな雰囲気でした。 パカパカと馬の蹄の音を聞きながら馬車に揺られて風景を眺めます。 こちらでも黄色い花が綺麗に咲いていましたね。 ちょっとしてから、馬さんとお別れ。 尋ねてみると牝馬だったそうです。 移動途中、瓢箪がなっているのに出会いました。 ベトナムにもあるのだなぁと思ったのですが、調べてみると原産国はアフリカとの事でした・・・ むしろ日本の方が僻地で栽培しているのか。 ハチミツを採取している所があるだけに、花も至る所で見かけました。 トイソン島で最後のイベントは、小さなカヌーに乗ってジャングルクルーズになります。 沖縄の方でも見られるかもしれませんが、私は初体験の熱帯ジャングルのカヌー移動でした。 観光の目玉らしく、お客さんを降ろして戻ってすれ違うボートも多かったです。 途中でヤシの木が伸びてトンネル状になっている所が数カ所ありました。 葉の間から木漏れ日が差して、良い雰囲気♪ 時間にして10分くらいのジャングルクルーズでしたが、初めての熱帯の風景にとても面白く体験する事が出来ました。 ココナッツキャンディの工場を抜けて船着き場へ。 キャンディは試食したのですが、キャラメルみたいで歯に付くので購入は見送りました。 島の滞在は1時間くらいのものでしたが、日本では得られない体験と風景を楽しんだ時間でしたね。 帰りの移動にはヤシの実のドリンクを頂きました。 これ、実は飲んだ事が無くて興味あったのですよね。 ホーチミンの路上でもよく売っていたのですが、やはり躊躇してしまっていました。 それがこちらで頂けたのでこれ幸いと試してみました。 味は・・・う~ん?薄い水??? ココナッツジュースとか聞くのでもっと甘いものだと思っていましたがそうでは無いのですね。 でも、ミネラルウォーターを買って飲む事を考えるとこれで水分が摂れるのは貴重なのでしょうね。 意外と薄味だったヤシの実の果汁を飲みながら、メコン川クルーズは終了。 クルーズの内容は色々あって濃厚でしたよ♪ 船着き場に着くと、ヤシの実が沢山置かれていました。 次のお客さん用? 見ていると続々と出港していく遊覧船。 クチと並んでホーチミンから少し遠出で来る観光スポットなので外国のお客さんも多いのでしょうね。 この後は再び高速の乗ってホーチミンへと戻りました。 ツアーだとレストランに寄って像耳魚の揚げ物などを食べるのが定番だったみたいです。 ホーチミンに戻ったのは12時半頃。 父はホテル近くで仕事関係の人と昼食をするとの事でしたので、私は途中で降ろしてもらって市内観光モードへ。 実際にホーチミンに来て歩いて、その上で再びガイドブックを読んでまだ行き足りなかったいくつかの場所を巡る事にしました。 高島屋のすぐ傍にあるヒンドゥー教の寺院「スリ・タンディ・ユッタ・パに寺院』。 前日にスカイデッキから戻って来る時に何かあるように思ったのですが、入って良いのか判らなかったので遠慮してしまっていたのですよね。 ホテルに戻ってからガイドブックに紹介されていたのでこれは観に行かねば!と思って再訪した次第。 本に従って靴を脱いで上がります。 中はそれ程人がいる様ではないのですが、熱心にお祈りをしている方も見られたので邪魔にならないように気を付けます。 それ程に広くは無いのですが、仏教のお寺や台湾で見た儒教の寺とはまた違う神像や絵のパネルがあって興味深く見られました。 実はヒンドゥー教のお寺って、初めての体験だったのですよ。 こじんまりとしたお寺でしたが、100年以上の歴史がある建物だそうで、中はそれなりに風格あるものが色々とありました。 ところでガイドブックに紹介されていたのはヒンドゥーの異国の宗教だけではなく、それを彩る壁や床のタイルの色鮮やかさ。 外見からは判らない、彩色豊かなタイルで飾られていました。 これも日本ではあまり経験出来ない空間でしたね。 後から調べると階段を使って屋上にも出れて、そこにも神様の像があったらしいのですが、ヒンドゥー寺院が初体験だった私としてはこれでも充分に満足でした。 ところでベトナムの8割は仏教徒だそうですが、南部がベトナムではなくクメール人のチャンパ王国だった頃はこの辺りはヒンドゥー教が信仰されていたそうです。 その人達の子孫らがこういったヒンドゥー教徒としているのだとか。 時刻は2時半。ホーチミン滞在も残り半日を切りました。 昼食よりも見るを優先させたのでもう少し歩き廻ります。 (続く) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.02.11 16:05:48
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