今日は世田谷ものづくり学校のワークショップに参加してきた。
廃校になった池尻中学校を、校舎ごとインテリアの会社イデーの関連会社が借りて、いろんなイベントをやってはる。
今回は子ども向けの企画やったんやけど、大人も参加OKということで、半分以上が若い女性やった。
3時から開始。参加費は2000円。
昨年校舎の裏に畑を作り、残飯で作った堆肥を入れて、今年の春「赤花小千本(アカバナコセンボン)」っていうタデアイを植えはってんて。
7月の終わりに一度収穫して、今回は2度目やそう。
1か月でもう十分育ってる。
まずは、みんなで刈り取り。剪定バサミでどんどん切り取っていく。
夢中になって血豆ができた子どももいたみたいや。
同時に、刈った枝から葉っぱだけをちぎっていく。
おもしろいことに、虫に食べたれた穴あきの所も青く染まってる。藍の色素が酸素と反応してるんやななあ。
葉っぱだけになったんを、少量の水と一緒にミキサーにかけて、すぐ布の袋へ。
それをできるだけ空気に触れんように絞りきる。緑の液が最後はヌルヌルしてて、おもしろい。でも手の指も平も爪も青く染まってしもた。
その液の中に、染めたいもんを浸けて、液が全体にいきわたるように揉んでいく。
しばらくして絞ったら、空気にさらすようにヒラヒラさせる。
最初は薄緑やった布が、どんどん青っぽく変わっていく。
おもしろいなあ。
私が持っていった布は、ベトナムで買うたシルクのショール、これは藤色やねんけど、違う色にしてみようと思うた。それと、綿のレースのと和紡布のハンカチ。
動物性のものがよく染まるそうで、シルクが一番きれいな色がでた。そやけど綿もきれいなペパーミントグリーン色に染まった。
塩染めっていうのにも挑戦してた。これは、葉っぱを塩もみしてその水溶液に布を浸けるんやて。ミキサーにかけるより軽いさわやかな色が出てた。
私の絹のスカーフはどんどん明るい色になって艶やかで、一番きれいな仕上がりになってた。
子どもたちは、濃い色にしたいみたいで、何度も浸けててあんまりきれいな色になってへんかったようや。
葉っぱを取った茎は、挿し木にして育てられるということやったので、何本かもろてきた。また緑道に植えてみよう。
葉っぱがついてる枝ももろた。これは明日塩染めにしてみよう。
自然の力で染まっていくっておもしろいなあ。
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