今日がぼろ市の最終日。
毎年12月15、16日と1月15日、16日にやってはる。
「せたがやボロ市(無形文化財)は本年で429年継承しています。天背正6年(1578年)小田原城主 北条氏政がこの地(世田谷宿)に楽市を開いたのがはじまりです」って保存会の垂れ幕に書いてあった。
最初は古着や古道具などを持ち寄ったことから「ボロ市」という名前がついたらしいけど、今は骨董品、日用雑貨、古本、植木から食べ物の屋台までぎょうさんの露天が出てる。
姉妹関係にある群馬県川場村や山口県萩市の物産も売ってた。
平日の夕方やからか、それほどすごい人でもなかった。骨董なんかボロなんかようわからんもんがいっぱい並んでる。
もう終わりに近いから、一袋に古い帯詰め放題で1000円って言うてはる。
名物やっていう代官餅を買おうと思うたら、売り切れてた。搗きたてのお餅で、きなこ、あんこ、からみの3種類があって、どれも600円。
食べたかったなあ。
太鼓や臼、杵、神棚まで売ってはる。
いくつか、買い物した。
白鶴の徳利とお猪口のセットが300円、おまけにもう1つお猪口をつけてもろた。
デッドストック品やそうや。
手ぬぐいやさんが、染ムラがあるんや在庫品を安う売ってはった。
一番左の張子犬のは呉服屋さんがお年始に配りはったもんみたいで200円。
これ以外はどれも100円。
深緑の地のは納屋川岸 (なやがし).と変体仮名の「こ(古)」が染め抜いてあった。松戸のお祭りで使うたんかなあ。
白地に桜のは、「花柳」ってあるから日本舞踊の人、青地のは「杵屋」ってあるから長唄の人が作りはったんやろうなあ。
夏のスカーフやハンカチ代わりに手ぬぐいが欲しかったので、ちょうどよかった。
全部で800円也。
外人さんは、徳利とお猪口のセットをよう買うていきはるって、京都の民芸品屋さんが言うてはった。
徳利セットと張子犬の手ぬぐいは、ハワイのおばあちゃん(いつも泊まるB&Bのオーナーさん)へのおみやげにしようかな。
ラッキーくじは、両方ハズレやった。
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