4836129 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

めざせ!Asian Beauty  megのよくばりブログ

めざせ!Asian Beauty  megのよくばりブログ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2007年04月05日
XML
カテゴリ:展覧会

昨日は東京国立近代美術館と皇居東御苑に行ってきた。
前に行ったのが7月やから、久しぶりの東御苑。
たまたま、三の丸尚蔵館でやってたんが、「香淳皇后の御絵と画伯たち」。皇居東御苑
香淳(こうじゅん)皇后さんは、昭和天皇の奥さんで、今の天皇のお母さん。
ええ日本画を描きはるねんなあ。片岡鶴太郎さんの絵を、もっと上品に素直にしたようなん。身近な題材をすっと描いてはって、すごく好感が持てた。
指導しはったんが、川合玉堂や前田青邨っていうんもすごい。
三の丸尚蔵館第43回展「香淳皇后の御絵と画伯たち」(3月27日~6月17日)
東御苑は春真っ盛りやった。ここは外国の人もよう来はって、昨日も3分の1ぐらいを占めてたんとちゃうかなあ。
新宿御苑も東御苑も環境省の管轄。東御苑は皇居を見えにくくするためもあって、昔はもっとうっそうとしてたらしい。そういう考えの人が引退していきはって、最近は明るい雰囲気になっていろんな樹々や草花が植えられてる。新宿御苑は樹木の名前がほとんど書かれてへんねんけど、東御苑は陛下のご意向もあって名前のプレートがついてるものが多い。
本丸があった場所は、芝生広場になってる。天守台の石垣や櫻を眺めながら芝生に寝転がると、気持ちがよかった。日焼けを気にするぐらい陽射しも強かったのに、夕方はすごい雷雨で雪まで降ったらしい。
皇居東御苑花だより案内図
2時間ぐらいのんびり過ごし、平川門から出てすぐそばの東京国立近代美術館へ。
「生誕100年 靉光(あいみつ)展」を観たかった。
本名は石村日郎。明治40年に広島で生まれ、38歳のときに上海で戦病死しはった。
10歳の時に父親を描いた作品があったけど、すごく細かくてリアル。子どものころから描かずにはいられなかってんなあ。
器用でどんな絵でも描けたようで、それがまた彼を悩ますことになる。自分の作風を模索しながら個性的な作品をいくつも描いてはる。
私が好きなんは、初期のころのロウ画。クレヨンやロウを溶かして岩彩と混ぜ合わせて使ってはる。ツヤツヤしたりはじく質感と精密さ、暗い雰囲気が一体となって独特の雰囲気がある。
生きてはったら、戦後どんな作品を描いてはったんやろうなあ。
靉光について
生誕100年 靉光展
常設展では、桜にちなんだ作品もいくかあった。私の好きな、萬 鉄五郎(よろず てつごろう)の裸体美人と土田麦僊(つちだ ばくせん)の 舞妓林泉(ぶぎりんせん)にも遭うことができた。
裸体美人
舞妓林泉
戦争記録画っていうコーナーに藤田嗣治の武漢進撃っていうのがあった。戦争画を何枚も描いてはるんやな。戦後アメリカに接収されたもんが、無期限貸与の形で東京国立近代美術館に返還されている。153点もあって小磯良平、宮本三郎、猪熊弦一郎、中村研一、川端龍子、山口華陽などの作品があるみたいやから、これで展覧会やったらええのになあ。
画家って描かずにはおられない人たちなんやと改めて思うた。

母のブログ、満州でのスケートや饅頭など楽しかった生活から、そろそろ戦時下のことになってきました。毎日書いてはります。よかったら、のぞいてみてください。
貴重な満州体験記

今日のラッキーくじは、両方ハズレやった。

blobranking
人気blogランキングへ ええかなと思わはったら、クリックよろしゅうに!






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2007年04月05日 21時22分03秒
コメント(10) | コメントを書く
[展覧会] カテゴリの最新記事


PR

プロフィール

megumegu001

megumegu001

カテゴリ

キーワードサーチ

▼キーワード検索

日記/記事の投稿

バックナンバー

2024年06月
2024年05月
2024年04月
2024年03月
2024年02月
2024年01月
2023年12月
2023年11月
2023年10月
2023年09月

フリーページ

カレンダー


© Rakuten Group, Inc.