東大門(トンデムン)のモッチャコルモク(食べ物横丁)に来たとこまで書いた1泊3日JTB週末ソウルツアー、3月20日の続き。
めざすお店、陳玉華ハルメ元祖タッカンマリ(チンオックヮハルメウォンジョタッカンマリ)は、立派な3階建てのビルやった。
2年ほど前にリニューアルしたそうや。タッカンマリ御殿やな。
3階のお座敷に行くように言われた。途中の1階も2階も満席で、活気がある。
座ると、洗面器のようなお鍋に入った丸ごとの鶏が現れた。
タッカンマリは直訳すると「鶏一羽」っていうこと。
あらかじめ火を通された鶏の背中に切れ目が入ってて、厚切りの生のジャガイモがはさんであり、他にはbぶつ切りのお葱。
それが、ぐつぐつと沸騰するまで待つ。
部屋の冷蔵ケースに、ボールに入ったキムチがあるので、それはセルフサービス。
このキムチもおいしい。
スープをちょっとお味見。透明感があるのにコクがあって、体に染み渡るようや。
お店の人が、鶏をはさみで食べやすい大きさにカットしてくれた。
お餅(トック)も入れる。
隣の韓国人の男性グループは、自分たちでカットしてはった。
刻みにんにくとタデギ(粗挽き唐辛子に薬味などを加えたもの)、キムチを鍋に入れる。
それとタレの用意。タデギ、にんにく、醤油、酢、辛子を混ぜ合わせる。
辛子が入るのが、ポイントやと思う。
トックが浮かび上がってきたので食べごろ。
鶏はまだもう少し煮込むそうや。
お隣の男性グループさんが、韓国焼酎をおすそ分けしてくれはった。
会話のなかに「イルボン」っていう言葉が何度も出てきてた。
「イルボン」は韓国語で日本のこと。
東日本大震災のことを心配してくれてたんやないかと思う。
うれしかった。
鶏を食べてもええとお店の人が言うてくれはった。
おいしくってパクパク食べた。
スープがしみたジャガイモもおいしい。
韓国風に味付けしたスープもいける。
〆はおうどん。
何人前にするか聞かれたので、迷わず2人分注文。
スープを足してくれて、自家製の稲庭うどんのような麺を入れる。
麺ととろみがついたスープを最後まで堪能できた。
タッカンマリが1羽で18000W(約1260円)、トック(餅)が1000W(約74円)、麺が一人分2000W(約148円)を2つ、合計23000W(1702円)やった。
トックは何も言わんでも出してくれる。
一人やったら、やっぱり食べきれないやろうなあ。
外には待ってる人が並んでた。
陳玉華おばあちゃんの元祖タッハンマリ
ソウルのこと続きます。
(旅行時の為替、100W7.4円で計算)
今日のラッキーくじは、どれもハズレやった。
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