テーマ:サッカー Jリーグ♪(3948)
カテゴリ:サッカー FC東京
個人的に、今年のJリーグを振り返ってみると、一番衝撃的だったのは、良い意味でも悪い意味でもダントツで「大宮アルディージャ」です。 昨シーズン後半から今年の前半に賭けての快進撃は、それはそれはJリーグに嵐を巻き起こしたと言っても過言ではない。 事実、記録的にもその不敗記録は、おそらく当分破られる事はないだろう。 そして、味スタでの今年の対戦を目の当たりにして、この強さは本物だと思ったのは、私だけではなかったはず。 それが、まるでジェットコースターにでも乗っているかのように、これまた記録的な急降下を始めてしまう。 そもそもの原因は「ズデンコ・ベルデニック監督」という、どこにでも居そうなおじさんの存在にある。 この監督の采配は、その見た目とは裏腹にとても緻密で研究熱心で、大宮のような選手層でも、十分戦える事を証明するに足るものでした。 しかし、当然完璧な物ではないし、難しい問題を抱えていたのも事実だったはず。 それは、端から見ても分かるように、かなり薄氷を踏むような危うい物で、一つ歯車が狂えばたちまち崩れてしまう物だったはず。 そして、その歯車が少し狂い始めたのは、この采配のキーマンである外国人選手の故障からなのは間違いない。 ただし、その時点ではまだ修正可能な、小さな問題だったはずなのに、そこから、大宮というクラブは、あえて自ら大きく歯車を狂わせる行動に動いてしまう。 それが、電撃的な監督交替騒動。 なぜ、こんな事態になったのか、残念ながら想像でしか話せないが、おそらくその練習と試合での約束事の厳しさや難しさが、選手やクラブにとって耐えられなかったのだと思う。 クラブの発表は、 明らかに言い訳的な物で、本当の問題点がうやむやなまま。 こんな監督交代劇は初めてだし、在ってはならない事だと思う。 そして、「大宮アルディージャ」というJ1のクラブの、どうしようもない一面を見せられた気がして、怒りと悲しみと情けなさを感じてしまった。 その後の成績は、言うまでもない事だが惨憺たるもの。 今のままでは、来年は間違いなくJ2降格の大本命だし、そのほうが、もしかすればこのクラブのためかもしれないとまで思えてしまう。 そこへ、FC東京の大熊さんの監督就任の話。 どうなっているのだろう、小倉監督の存在って何だったのだろう。 クラブの言う「チームの一体感」とは、なんだったのだろうか。 最後の最後まで、迷走をする大宮アルディージャは、今年一番の衝撃的なニュースでしたね。
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最終更新日
2013年12月11日 07時53分20秒
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