考えさせられる、浦和レッズへの制裁決定について
Jリーグから、浦和レッズへの制裁が発表された。内容は、アウェーの清水エスパルス戦で 、4名の浦和サポーターが起こした問題に対する物で、けん責(始末書提出)と制裁金1,000万円という重い物でした。確かに、この4名の起こした事は、とても許される物ではないし、逮捕されている事からもとんでもない物で、サッカーを愛するサポーターと呼ぶ事が出来ないものです。ただし、考えさせられるのは、その事が、どこまでクラブとして責任を持つのかと言う事。Jリーグは、FIFAの考え方を参考にして、アウェーのサポーターはアウェーのクラブが責任を持つべきだとしている。そして、当日の浦和のクラブとしての対応のまずさから、警察の現場への到着が遅れて、 暴行事件が未然に防げなかったと指摘している。クラブのサポーターに対する教育・指導にも、問題があったとも加えて指摘している。ここで考えさせられるのは、どこまでが責任範囲なのか、言い換えれば、クラブがサポーターを管理する事の限界はどこなのか。本当に、彼らが浦和レッズのサポーターなのだろうか、そんな疑問すら感じてしまう部分もある。そして、もっとも心配な事は、「悪貨は良貨を駆逐する」ということ。この事で、つまらない指導や、子供じみたようなルールや制限が加えられ、楽しいはずのサッカー観戦の興味を損なう事。そんな事だけは、絶対に無いようにして欲しい。こんな人間が、サポーターでは無い、ただの例外的な輩であった事を信じたい。確かに浦和レッズには、この手の問題が多い事も事実。その点は、反省して欲しいし、今回の制裁は指示するけれどもね。 にほんブログ村