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内田さんの評論でいつも共感させられるのは、「教育は市場の論理では語ってはならない」という至極当たり前のことに尽きる。教育を受けるもの(子供、学生・・)が、消費者マインドで教師に対峙する時、教育は商品等価交換秩序に組み入れられる。こんな愚かなことはもう終わりにしようと内田さんは主張するが、新自由主義者というか、人々の心に中に入り込んだ「何でも自由競争」というスタンスが、いまの日本社会の根本規範をダメにしている。お金に換算できない意味や有用性を「学ぶ」ことが教育の最大の意味である。数値目標や指数がいかに教育現場には場違いか、早く気づくべきであろう。
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最終更新日
2011.08.15 19:43:45
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