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先にも述べたように、南方海人系の一部は朝鮮半島や中国の東北地方(旧満州)に入り北倭といわれてきた。 もとは同じ南方海人系であっても、大陸文化の影響を受けて、北倭が日本海沿岸に渡来した時は、南九州に渡来した 南方海人系の南倭とでは、その文化の内容は微妙に違っていたはずである。 だが、オオヤマツミを中心とするアタ族が即日向族=天孫族とはいえない。 天孫族のニニギはオオヤマツミよりも遅れてアタ地方に漂着した伝承も先に紹介した。 ニニギもやはり南倭だが、モンゴルのマコトオフスマの伝承を、そのまま今日なお宮中で大嘗祭の神事として実演しているのは、 崇神以降の天皇家が北倭の系統であることを物語るものであろう。 戦闘的な天孫族は王化の名のもとに、まつろうかまつろわざるか二者択一の一方的な論理で東進を続け、大和に王権を樹立した。 その後も王化を旗印とした宝探しの侵略は続き、日本列島を支配下に収めて、やがて律令制を強制したのであった。 こうした情勢下にあって、鬼道やアラハバキ信仰の一部は深山に入って、仏教伝来以前すでに古修験の形態を取るようになっていた。 古修験の実体が山砂鉄による製鉄や、その他の鉱物採取にあったことは、修験の霊場がいずれも例外なく砂鉄 その他の鉱物産地であることを見れば明らかである。 アラガネ、アラサヒの”アラ”は鉄を指す古語であり、アラマサといえば良質の砂鉄を指す。 アラハバキをアラハキと称したのは、アラを吐くを意味したのではなかったか。 だが、仏教伝来以降、古修験や古代の神々は大きな転換を迎えることとなった。 大和の王権は仏教立国を目指して貴族仏教の道を歩み始めていたため、庶民とは無縁の信仰となって行った。 それを仏教の堕落と嘆いた一部の僧侶たちは、古修験と合体して新たな修験道を拓いたのであった。 修験道に組み入れられた時点で、もはやアラハバキの信仰は消滅したのに等しいものまでに変容した。 修験道がアラハバキに求めたものは、信仰にあったのではなく産鉄技術だったからである。 技術を吸い取られたアラハバキは、ハバキの音が修験の山伏が神聖視する脛巾に通ずることから、脛巾や脚絆を献納する足神への 転落が始まる。 アラハバキ族の最後の砦となった津軽地方にも修験、台密の波が押し寄せてきたことは『外三郡誌』の「招身武人抄」に 次の歌が載っていることからも伺い知ることができる。 「鉄を掘る中山峯に寺を建て剣練ゆる修験洞 高星」 やがて津軽のアラハバキ族は、大和の故地奪回の夢破れて衰退したのであったが、変容しながらも辛うじて残った荒脛巾社も、 津軽藩時代に真言五山政策が打ち出されたことによって、台密は消滅してしまった。 同時に津軽藩の徹底した焚書はアラハバキを根絶してしまい、江戸時代以降「アラハバキを知る者ぞなし」という状態になった。 修験道のある者は、中世になっても金堀りをやっていた。 越後の村上市付近では地元の法印(山伏)が絶大な権限を持って、地域の葬祭を取り仕切っていた。 彼らの家柄は修験者であり、鉱山開発権を一手に握って、戦国時代にいたるまで鉱山の経営をやっていた。 山伏=鉄穴師(かんなじ)は古代に限らず、かなり後世まで実質的に受け継がれていたのである。 彼らが経文を読むことから知識も豊富であり、暦法、気象にも通じていたので農事の指導力をも備え、山野を歩くことから、 薬草、医術、鉱脈探査に詳しいのは当然であった。 反面、反体制の気質を持つ産鉄族は、ズク(鉄)を奪われるようになっても容易に一般社会に融け込めなかった。 そればかりか、農民が土地に縛り付けられて動けないのに反して、燃料を追って一地にとどまることが出来なかった産鉄族の移動性は 宿命的なものであった。 木を伐り、鉄穴流しで大量に土砂を流す結果、河床が上がり洪水を引き起こす原因となった。 タタラ作業は下流の農民にとっては迷惑至極な存在である。 タタラ吹きに欠かせぬ自然送風も、産鉄族にとっては福(吹く)の神であったが、農民にとっては風は禁物、利害は全く相反し、 産鉄族は次第に疫病神視されて嫌われ、”タタラ者”と蔑まれるようになる。 こうした産鉄民の転職を快く受け入れる状態ではないところに、移動性が身についた産鉄民が、いわゆる”歩き筋”という職に 変えざるを得ない理由があったのである。 民俗学でいう歩き筋には、漆掻き、漆工、金工、鋳物師、木地師、紙漉き、藤細工、まげもの作り、炭焼き、マタギ、サンカ、 行者、唱門師といったものがあげられている。 サンカの研究者、三角寛氏は、彼らの間に伝わる始祖伝承の中に、出雲神話があることを指摘している。 「ムラクモノツルギは、スサノオさまが出雲から高天原への土産になさったもので、あれはカワスナノツルギ(川砂剣)といって、 砂鉄で鍛えた業物でございます」という話は、神話の当否はともかくとして、彼らもまた、元をただせば産鉄族であったことを 伝承の中に残している。 サンカは祖神を火明(ホアケ)命だと称している。 アメノホアケは前に述べたようにニギハヤヒにほかならず、れっきとした産鉄族であった。 「隠された古代史-アラハバキ神の謎」(近江雅和書)より抜粋 以上、引用された情報はすべて出雲族と天孫族の興亡によるものですが、 今回の出雲道中のなかで巡った 鰐淵寺、そして吉田町で受け取った情報はすべて、引用文の情報とリンクすることに 気付いたのです。 戦闘的な天孫族は王化の名のもとに、まつろうかまつろわざるか二者択一の一方的な論理で東進を続け、大和に王権を樹立 。 その後も王化を旗印とした宝探しの侵略は続き、日本列島を支配下に収めて、やがて律令制を強制。こうした情勢下にあって、鬼道やアラハバキ信仰の一部は深山に入って、仏教伝来以前すでに古修験の形態を取るようになっていた。古修験の実体が山砂鉄による製鉄や、その他の鉱物採取にあったことは、修験の霊場がいずれも例外なく砂鉄その他の鉱物産地であることを見れば明らか。 アラガネ、アラサヒの”アラ”は鉄を指す古語であり、アラマサといえば良質の砂鉄を指す。 アラハバキをアラハキと称したのは、アラを吐くを意味。 だが、仏教伝来以降、古修験や古代の神々は大きな転換を迎えることとなった。 大和の王権は仏教立国を目指して貴族仏教の道を歩み始めていたため、庶民とは無縁の信仰となって行った。それを仏教の堕落と嘆いた一部の僧侶たちは、古修験と合体して新たな修験道を拓いた。 修験道に組み入れられた時点で、もはやアラハバキの信仰は消滅したのに等しいものまでに変容。 修験道がアラハバキに求めたものは、信仰にあったのではなく産鉄技術だった。 つまり、鰐淵寺が出雲大社を支配管理したのは、修験の行者たちであり、 その修験の行者たちは産鉄族であったということ。 素戔嗚が支配した出雲王国はそのまま、産鉄族の王国となり、その全国各地へと広がっていく。 つながり…というにはあいまいな点も多いですが、 それにしても共通するキーワードがいくつも出てくる以上、 そのつながりを無視するわけにはいきません。 そして、本日、京都市内のまさに吉田神社から艮の金神の方角にある 比叡山を望むサロンスペースで行われた 瞑想会において、参加された皆さんから、産鉄族にまつわるさまざまなキーワードがでてきた… のです。 ☆、。・★.。 いまのあなたがたの世界は、あらたな子どもを産みだす瞬間のような状態です。 痛み、収縮、拡大、そして開放…さまざまなエネルギーが渦を巻くような 混沌とした状態であると同時に、あたらしいエネルギーの誕生を感じされる胎動が 日に日に強く響きだしています。 同時に古く硬直化したシステムと文明形態は、 乾ききった土壁が激しい振動により崩れ始めるように、壊れ始めています。 大国が誇示してきた「威信」がすでに形骸化していることに たくさんの人たちが気付きはじめるでしょう。 いままで「パワー」だけを信じ、追い求めてきた人々は、 その「パワー」が実は不信と恐怖が生み出してきたものであることに 愕然とするでしょう。 正義と権威は、仮面をつけた恐怖に震える王の産物だったということが 白日の下にさらけ出されるのもそう遠くはありません。 いまだ混沌とし、「パワー」を信じ続けてきた人々の横暴と搾取はしばらく続きますが、 彼らはもはや多くの目覚めた人々にすべての剣を差し出すときが迫っていることに 徐々に気付くでしょう。 混沌のなにあるあなたがたへ伝えます。 いま、なによりも重要なのは、あなたがた、一人ひとりが 自分の内なる声を受け取り、信じ切るということです。 どんなデマゴーグが広まろうと、惑わさせることはなくなるでしょう。 なによりも、あなたは、あなたの内なる声だけを見つめ、信頼して、 この混沌のときをまっすぐに歩き続けてください。 光の愛を意図し、選択することを一人でも多くの人にシェアしてください。愛と感謝をこめて 精神世界ランキング にほんブログ村 出雲族のもうひとつの故郷、京都。大国主はその昔京都の地へ舞い降りた…。 そして2013年、大国主はふたたび京へ舞い降りる…。奴奈川姫と、素戔嗚とともに。 大国主の見えない手に誘われてはじまるあたらしい都の歴史…。皆様のご参加をお待ちしております。 ニコニコけいこ+たんたん コラボコンサートin京都 916 出雲族からの招待状 ~ 大国主が京の空を舞う日 ~ ◎日時 9月16日(月・祝)12時開場 12:30開演 15:30終演 ◎参加料大人7000円 子供(幼児~中学生)2000円 ◎会場 梅小路公園内 緑の館 1Fイベント室 ◎詳細は http://www.casalotus.net/pi/2013/08/916kyoto.html ◎予約・問い合わせ pgrjx299@ybb.ne.jp (space k2 ) たんたん 11月 東京・福岡サロン セッションご予約受付中です @東京サロン 11/3(日) @福岡サロン 11/25(月)26(火)27(水) ご予約・お問い合わせは casalotus@dream.email.ne.jp 詳細は http://www.casalotus.net/pi/tantan-schedule.htmlをご覧ください。 ◎カーサロータスのFACEBOOK クリスタルやサロンの最新情報やスタッフのつぶやきなどをお伝えしてます。 URLは http://www.facebook.com/Casalotus1228 です。 『いいね!』を押してくださるとカーサロータス最新情報がタイムラインに! ◎カーサロータスのツイッターアカウントは http://twitter.com/#!/Casalotus1228 です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 13, 2013 02:51:33 AM
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