ピア協奏曲第5番「皇帝」
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」。アルトゥール・ルービンシュタイン(ピアノ)、ダニエル・バレンボイム指揮、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団。久しぶりに予定のない休日、朝一番に浴室と台所の照明器具を掃除する。それを見ていた母親は網戸を出して洗って欲しいとの要望を残して女房と一緒に出かけた。今日は犬と一緒に留守番である。独りになったら昨日手に入れた『皇帝』を大音量で聴くのを楽しみにしていた。待ち遠しくてイライラしながらも、数日後に市長候補者を乗せて挨拶回りをするので、勢いあまって洗車までしてしまった。『皇帝』は演奏時間が長いので、トイレを済ませ、コーヒーを入れ、万全の態勢で臨む。───「ああ、いいなあ!これ」。ルービンシュタインによるショパンのピアノ曲が最高だと思っていたが、ベートーヴェンのピアノコンチェルトも凄い。ピアノ協奏曲の中の皇帝と呼ばれているらしい。レパートリーが増すごとに、これが最高だと思う作品が現れて切りがない。