2023年6月のまとめ。
さて2023年6月が終わりました。 さて今月ですが、前半は私が専門としている中小型の優待バリュー株に市場の活況が全然「降りてこない」と言う、先月から続く悪夢のシチェーションが継続し、一時期はファンド成績が対TOPIXで-10%以上劣後するという生き地獄を味わいました。 我々アクティブ投資家の存在意義はシンプルに「TOPIXに勝つこと。そして勝ち続けること。」な訳で、1年の半分が経過して10%負けているということであれば1年も経ったらなんと20%負けると言う事で、それはもう豆腐の角に頭をぶつけて廃業した方がマシというくらいの大惨事です。 「あぁ、毎日が辛い。ツイッター上にいるハイパフォーマンスのキラキラグロース投資家なんかを見てたらおめめが潰れてしまう。23年間の投資家人生の中でも上位に位置する苦しさだな。」とカラムーチョを一気喰いしたおばあちゃんの如くに日々ヒーヒー言っておりました。 ただ、月の後半になると相場付きが変化して私の主戦場にも少し資金が流入し始め、パフォーマンスはやや改善しました。ま、それでも対TOPIXでは依然として全然下ですががが。 次に今月の成績ですが、対2022年末比で*.*%となりました。一筋の光明が見え始めています。 2681ゲオHD、 2792ハニーズHD あたりの中型の優待バリュー株にようやく資金が回ってきたのが効きました。後、低PBR揃いの民放キー局上位4社(日テレ、TBS、フジ、テレ朝)をまとめ買いして束にして戦おうという、優待メディア株バルクプロジェクト も非常にパフォーマンスが良く、これも貢献してくれました。 今年は全体に日本株市場は好調で、自分としては「今年の成績は長い目で見ると投資家人生に大きな影響を与えることになるかもしれない。自分は苦しい状態が続いているけど、 マーケットと言うのは平均回帰の原則が大きく働くところ でもあるから、挽回できるチャンスはまだまだあるはず。最後の最後まで絶対に諦めずに、集中して戦い抜こう。」と決意しています。 それでは皆様、来月もよろしくお願い申し上げます。