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カテゴリ:舞台の記録
舞台を観る前に、CDを聴き込んで、結構曲を覚えちゃってました。お話もアッキーの声も全部好き。特に、音楽!! メロディも、構成も、合唱の厚みも、不協和音の使い方も・・・大好きです。初めてエリザを聴いたときも、「げ!やっぱり、オペラの国ヨーロッパ人の作った曲にはかないませんわ~」とひれ伏しそうになったけど(注:その後、【SHIROH】 を観て「ふふん!ニッポン人だってやるじゃん!」とちょっと強気になった)・・・・クンツェさん&リーヴァイさんの世界はステキです。
観る前にここまで入れ込んでおいて、いざ観たら今ひとつだったらどうしよう!?!?と一抹の不安がありました。 でも!!やっぱり舞台の魅力はCDでは掬いきれない。幕が降りると同時に、ぶぉ~っつとこみ上げるものがありました。 なんといってもアッキー 本当に素晴らしかった。【僕こそ音楽】の『♪僕・こ・そミュ~ジ~~∞ク!』のアッキー節を聴かせてもらえて・・・幸せ。突き抜けるような高音は、どんどん飛んでくるけど、【影を逃れて】や【何故愛せないの】はぐさぐさ刺さる。 でも歌だけじゃない。【赤いコート】のところは、軽くてのびのびとした動きがステキ。【母の死】で『ママ?』って言った後とか、【モーツアルトの混乱】、そして魔笛を仕上げる!とコンスに言いきった後とか・・・きゅんきゅんします。最後は衣装が汗で濡れてるのがわかるくらいの大熱演。CDじゃ足りない。やっぱりまた観たくなりますね♪ 市村パパと高橋ナンネールもさすがだな~と思いました。 西田コンスタンツェ。松コンスはCDだけですが、はすっぱで、ヴォルフへの愛情も【ヤンママ】系のピュアな勢いがあるイメージでした。でも西田コンスは、おねえちゃんたちみたいに男慣れしてなくって、不器用で家事もヘタ。でも、ヴォルフはしっかり支えますっ!みたいな【糟糠の妻】系かな~。だから、【ダンスはやめられない】は松コンスに比べて、ドロドロの情念が薄い気がする。こういうコンスもいいと思いますけどね。もうちょっと声が前にでると、もっといいかもです。 アンサンブルさんと男性プリンシパルさんがパワフルな感じでした。 次は井上ヴォルフで観る予定です。 (超個人的なツボどころは近日♪) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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