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カテゴリ:闘病にゃん
ミント君がまだ元気な時から「いつかは旅立つ日が来る。その時にパニックにならないように」と、周りで愛猫を見送った人たちから“息を引き取った後、どのように進めていくか”、“費用はいくらぐらいか”を参考までに聞いていました。
愛猫が亡くなったら、こちらでは獣医さんのところに連れて行きます。 普通はかかりつけの獣医さんのところですが、獣医さんのところに行ったことがないとか、旅先で急に、と言う場合はどこの獣医さんでもOKです。 火葬するわけですが、合同火葬、単独火葬と・・・あと一つ何か選択があったのですが、それは忘れちゃいました。(埋葬だったかな?すんごく高かったのだけ覚えています) 合同火葬にすると灰は帰って来ません。 遺体を託して焼いてもらって、それでサヨナラで、料金は50€~100€(お願いする獣医さんによります)。 遺灰を引き取りたい場合は単独火葬で、料金は100€~200€(同上)。 詳しくはこちら→Incinéris(フランス語) ミント君は遺灰を引き取る単独火葬にしました。 お世話になった獣医の友達がちゃんと死亡の書類、火葬手続きの書類を書いてくれて、私の日本帰国中ミント君を見てくれていたご夫婦立会いのもと、ミント君が大好きだった餌とマタタビ棒とミントの彼女(笑)が用意してくれた花束を入れてミント君を託しました。 それから10日後ぐらいに、軽くなってご帰宅。 何かの花の種が一緒になった赤い箱に入っていましいた。 と言うか「いろんな遺灰入れもあるから、必要なのがあったら言って」と言われていましたが、入れ物にまでお金をかけるというのは私の辞書にはありませんでした。 でも、参考までに:遺灰入れ スワロフスキーのや大理石なんかもあります。もちろん何万円もします! 実は以前見たお葬式が頭にあったため(参照1、2)ミントが逝ったらこっそりヴァンセンヌの森かブローニュの森に埋めて土に還ってもらうか、日本の友達が言っていた「猫は水葬がいい」をそのままセーヌ川で実行しようと思っていましたが、実行前にバレちゃい「それはないわ!!」と猛反対されたので大人しくみんなの言う通りにしました。 笑っちゃったのが「泳げないミントを死んだ後まで川に流して苦しめるなんて」という一言 確かに・・・と納得してしまいました。 あと「森だと野良犬に掘り返される」にも納得。 かくして、ミント君はセーヌに流されることもなく、パリの森に埋められることもなく、灰になりました。 しっかりお金をかけて最後まで面倒を看た私は実は書類上は赤の他人だった…と言うオチもあります。 前の飼い主が“飼い主変更届”を出さずに日本に帰ってしまったため、国の登録書類上、飼い主は彼女のままでした。 (今読み返すと、この頃は一緒に寝てくれていたのね) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.05.19 19:24:07
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