5757032 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

miyajuku塾長のブログサイト

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

日記/記事の投稿

サイド自由欄

冬期講習生徒を募集中です。

小学生、中1生、中2生の各学年の生徒を募集中です。

詳細は 当教室のホームページ  をご覧になって下さい。

カテゴリ

お気に入りブログ

芝刈り機の修理 New! lekuchanさん

明日の授業時間につ… New! sainomachiさん

大学受験での志望校… nakakazu3310さん

ブログ移転のお知らせ ダントツ!岩沢学院!さん

塾経営者お奨めの逸… とある塾経営者ですさん
東大式超子育て法・… 中小事業の人さん
GOAL通信 masa/kさん
教師ブラックのフロク ブラック3232さん
海と山に~いだかれて シンバ515さん
布水中・西南部中の… がんこ08さん
2011.07.26
XML
中3生も読書感想文講座を受けたい、という要望が多かったので、小5から中3まで、5学年で「とに書く感想文講座」をおこなっている。

初回は「感想文とは何か?」という話をし、ミニ感想文で「感想文の書き方の実際」を体験してもらった。2回目は、読んできた本の中で「心が動いた部分」に付箋を貼ってもらう。付箋は、その部分に対して「賛成、反対、疑問」のいずれの心の動きがあったのかによって色分けをする。その付箋を貼った部分を「ポイントシート」という紙に書き写し、どうしてそこの部分に心を動かしたのかの理由も書き添える。ポイントシートは10枚ほどつくらせる。

今日は、そのポイントシートから2つを選び出し、その内容をふくらませていく作業をさせる。選ぶ基準は、「読書体験」から「自分の中に新たな何かを発見できたか」ということだ。「読書感想文は本を読んだ感想を書くモノではない」ということは何度も言い続けている。では何を書くのか。読書という体験によって、自分の中に新たに発見された「新しい自分」を書くのだ。といっても、ここがなかなか難しい。ポイントシートから2つのエピソード選び出す基準は、そこから自分の体験に結びつけられるか、といった点になる。私の補助が最も必要なところだ。

1時間ほどかけて、2つの読書体験のエピソードから、自分の心の動き、その理由、自己発見、自己体験、決意、といった内容を新たにまとめさせていく。午前中の小6の授業では、11人中8人までがほぼ完成できた。残りの3人は先ほどまで残して流れを補助しておいた。ここまで出来ていれば、感想文の骨組みは出来上がったも同然。次回は、この材料を元にして、文章の流れを全体で5ブロックに分け、それぞれのブロックごとに下書きをさせていく。

こうした作業を通じて、文を書くと言うことの作業工程を知ってもらいたい。工程がわかれば、その応用範囲はひろがっていく。自己PR書であれ、就活のエントリーシートであれ、工程しっかりしないままに書き出すから行き詰まってしまう。何よりも大切なことは「作業工程の理解」ということだ。

さらに今回の作業工程以外にも文を書く工程はいくつもある。自分の中に複数の工程を持っておくことも大切だ。とりあえず、ひとつの工程を今回はしっかりと身につけてもらう。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2011.07.26 12:57:58
[塾の毎日(塾で起こったことを中心に)] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.