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2015.05.21
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大学三年生のI君が、就活に向けてのアドバイスが欲しい、と塾を訪ねてきた。すでに来年の就活を念頭に頑張ろうとしている姿はグッドだ。ただ、私が「どんなことにアドバイスがほしいの?」と聞くと、就活に向けてとっておいた方が良い資格なんかがありますか、と言う。

それは違うんじゃない、とちょっとした叱咤になってしまった。

I君は、とくに志望する業界や業種も決めていないようだった。英語が得意なのでそれを活かせるような仕事に就ければ、といった漠然とした方向性だけを持っているようだった。ちなみにTOEICで700点台半ばの成績だという。それはそれで大学で頑張ったな、とほめた。そして、以下のようなアドバイスをした。

日本の会社は「総合職」か「一般職」といった採用のしかたをする。最近は「地域総合職」などという区分もあるようだが、基本的には「仕事の中身」で採用を区分しない。もちろん、理系の技術職や法務や会計の専門職はあるが、ざっくりと「転勤もあってばりばり働く」or「昇級もなく残業もない働き方をする」の区分しかない。どんな仕事をさせられるかは、会社に勤めはじめてから、会社内の研修などを通じて枝分かれしていく。

もうひとつ。ほとんどの仕事というのは「ものやサービスを売る」こととほぼ同義だ。だから仕事を考える時、何をどこで売るのか、というのがとても重要な要素だ。「売る」のがいやなら「作る」にたずさわる仕事を選択すべきだ。さらに「ものやサービス」を風上で売るのか、風下で売るのか、それもしっかりと考える必要がある。元売りか小売りか、つまり、卸しか小売りか、ということだ。

就活にあたってどんな資格を取っておけば有利か、といった小手先の How to ではなく、自分にとっての「仕事」という「柱」をしっかりと作ることの方がよほど大事だ。自分としっかりとむきあって、仕事と自分の距離感や、自分の人生の中での仕事の位置づけ、仕事が持つ意味、そんなことをしっかりと考えることの方がずっと大切だ。

この夏は、資格なんかとる時間をつくるより、ママチャリで大阪まで行く、なんて冒険をしたり、富士山の山小屋でバイトをして外国人観光客を相手にしたり、なんていう経験を積んだ方がよっぽど良い。きっと自分にとっての「仕事」という「柱」ができるはずだ。

ざっとこんな話をしました。





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最終更新日  2015.05.21 19:17:33
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