パ・リーグこのままで委員会

今日の札幌決戦第２ラウンドは観衆４万２３８０人と超満員！
ファイターズはルーキーの八木智哉、ホークスは投手４冠王の斉藤和巳の先発でスタートします！

第２戦にルーキーを起用って、ライオンズの松永みたいにならないか心配されましたが、４冠王のエースを相手に大立ち回りを見せてくれました！

Ｈ 0 0 0 0 0 0 0 0 0　 ０
Ｆ   0 0 0 0 0 0 0 0 1　 １
【勝】 八木智哉　1勝0敗0Ｓ
【敗】 斉藤和巳　0勝2敗0Ｓ

１回表　ファイターズ先発、ルーキーの八木は上々の立ち上がり。川崎、大村、田上を３者凡退に抑えます。

１回裏　ホークス先発の斉藤和巳も２番・田中賢に粘られヒットを許すも、３番・小笠原を１塁ゴロ、併殺打に打ち取ります。

２回表　先頭の松中が粘りに粘って、ライトフェンス直撃のヒットで出塁するも、ズレータは３塁ゴロ、併殺打。カブレラも３塁ゴロで、八木を攻め切れません。

２回裏　ファイターズは４番・セギノールから始まる好打順も３者凡退。

３回表　先頭の仲澤がセンター前にはじき返し、今日、スタメンの井出は送りバント。１死２塁の場面で、２塁走者・仲澤は牽制死、的場はいい当たりを放つもレフト・森本のフェンスを恐れない好守に無得点。

３回裏　９番・金子が２死からレフト前ヒットで出塁するも、森本はセカンドフライ。

４回表　先頭の川崎から始まる好打順も３者凡退。ここで、大村は揺さぶりをかけようとセーフティバントを試みます。微妙な判定だったのですが、林塁審はアウトを宣告。これに森脇監督代行は猛抗議するも判定は覆らず。

うーん、ＶＴＲで見る限りではアウトですねぇ。小笠原の捕球が１枚上手やったって事でしょう。松中、ズレータじゃあんな捕球は無理でしょう。守備力の差が出ましたね。

４回裏　こちらも２番・田中賢から始まる好打順も３者凡退。

５回表　先頭の松中を討ち取り、ズレータの当たりは３塁ゴロ。しかし、３塁・稲田の悪送球でズレータが出塁。カブレラは２ストライクと追い込まれてから、エンドランのサインが出ていたのか、ズレータが走ります。カブレラは三振なのですが、ズレータはベースカバーに入った金子のグラブめがけてスライディング！ボールは転々と転がり、山本塁審は一旦セーフの判定も協議の結果、守備妨害でアウトを宣告されます。

ズレータは常識がないのか、ラフプレーが目立ちます。日本野球を舐めてるのか？０３年の日本シリーズの秀太を思い出しましたよ。

５回裏　２死から稲田がセンター前にヒットを放つも、鶴岡は粘りきれず三振。

６回表　ホークスは仲澤がレフト前にヒットで出塁。井出が送って１死２塁の場面、的場、川崎と連続三振。川崎なんかは完全にタイミングを外されてましたね。

八木智哉・・・恐るべきルーキーです。

６回裏　ファイターズ、又もや２死から田中賢がライト前ヒットで出塁するも、小笠原はフォークに手を出し三振。未だファイターズ、２塁すら踏めてません！

７回表　ホークスも２番・大村からの好打順に３者凡退。

７回裏　ファイターズも４番・セギノールからの好打順も３者凡退。なんだかなぁ・・・。

８回表　八木に疲れが見え始めたか、１死からカブレラにストレートの四球を与えます。が、後続を落ち着いて抑え、得点を許しません。

８回裏　下位打線からって事もあるんでしょうが、稲田、鶴岡、金子をしっかり抑え３者凡退。

９回表　こちらも的場、川崎、大村を３人で料理し３者凡退に抑えます。

９回裏　先頭の森本がストレートの四球で出塁。２番・田中賢はしっかり送って１死２塁。ここで森脇監督代行はマウンドに行き一呼吸いれます。当然（？）次の小笠原は敬遠。札幌ドームは世紀の大ブーイングに包まれます。１死１・２塁の場面で４番・セギノールはフォークに手を出し三振。２死１・２塁に変わります。バッターは優勝請負人・稲葉！放った当たりは斉藤和の足元をゴロで抜けていきます。セカンド・仲澤が廻り込んで捕球、２塁ベースカバーの川崎にトスするもセーフ！その間に森本がホームを駆け抜けファイターズ、奇跡のサヨナラ勝利です！

仲澤を攻める気はないですが、あの場面、センター大村が前に来ていたので、大村に任すべきでしたね。経験の無さを露呈する結果となりました。





八木は９回を投げ切り、被安打３、奪三振４、与四球１の完封勝利。ルーキーのＰＯ先発、完封勝利は初の記録で、胴上げ投手になりました。
おめでとうございます！

一方の斉藤和はマウンド上でうずくまり、起き上がれません。
８回2/3をなげ、被安打５、与四球２、奪三振８の好投も打線の援護が全く無く見殺し状態でした。

これで斉藤和、ＰＯ２試合で１６回2/3を投げ、１点の援護もありません。孤軍奮闘も報われませんでした。



大社啓二北海道ファイターズ代表取締役オーナー
「北海道をはじめ、全国のファイターズファンの熱い期待に見事応えてくれた、ヒルマン監督はじめ選手の皆さんに心より敬意を表します。またチームを支えたスタッフの皆さん、本当にお疲れ様でした。パシフィックリーグ制覇という偉業を成し遂げることが出来たのも、チーム一丸での頑張りと、常日頃より選手の後押しをしてくださったファンの皆さまの大きなサポートがあればこそと、球団を代表して厚く御礼申し上げます。ただし、まだまだファイターズの戦いは続きます。チーム・スタッフ一丸となり、頂上を目指します。日本シリーズでの、更なる応援の程、宜しくお願いいたします。」



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