|
テーマ:プロ野球全般。(13223)
カテゴリ:関西合併球団
今回、たくさんのブログにお邪魔させて頂き、色々な意見を拝見させて頂いたのですが、どうも中村ノリに否定的な意見が多かったように思いますね。
ウチのサイト・ポリシーでもある、「人間が100人集まれば100の意見がある」のは当然で、全ての意見は間違ってはないと思います。 で、考えたんですよ。何故、あそこまで意固地になっているのかって。何をそんなに守ろうとしてるのかって。 それで自分なり考えで出た結論が、『選手の保障』なんですね。 でもこれは奥が深いんですよ。僕にも分かりません。 例えば、スポーツライターの二宮清純氏の言葉を借りると、メジャーは怪我や故障した場合の保険が無い、だから年棒や契約金が高いのだそうです。どんなに球団の顔であろうが、大活躍しようが怪我すれば平気でマイナー行き。一方の国内球界はそんなにダウンしない。ある程度の年棒と待遇は保障されるって事なんですね。どちらが正論なのかは分かりませんけどね。 本当、毎年各球団でこの「公傷」問題は出てきますよね。 実際、野球をやってる、又はやってられた方なら分かると思うのですが、人間、意図的に怪我なんて出来ませんよ。一般の職場なら労働災害に当たる訳ですね。それを「難癖」付けて年棒ダウンの対象にしようとするフロント。何か間違ってると思うのは私だけでしょうかね。 球団とすれば人件費を抑える為にも「難癖」付けたがるのも分かりますよ。でもそれなら、キチンとした査定役を付けなければならないのではないでしょうか?毎年、契約更改で荒れるのはフロントの査定役が親会社からの出向社員であったりするからややこしいんだと思うんですよ。例えば、プロのアスリートの年棒を査定するのがサラリーマンで出来ますか?性格の悪い私なら、「こんな小僧が1億円を保留やて?何考えてるんや。こっちは朝の早よから晩の遅まで雀の涙の賃金で身を粉にして命懸けで働いとるのに。ふざけるなよ」となります。 果たしてこの様な現状でまともな査定って出来るのでしょうか? 要は、素人がプロの査定をしている現状を中村は訴えたかったのではないでしょうか? 球界再編問題の折、多くの球団関係者に接しました。それで驚くのが、職員の大半は親会社や関連会社からの出向社員なんですね。しかも数年単位で入れ替わる。すごい悪循環だと思わないですか? 「自分は怪我を推してまで試合に出てるのに・・・」って言いたいのを、それを口下手な彼が「ノリブランド」なんて言うから誤解が生じるんでしょうね。お金の問題じゃないって言うのはその辺りでしょう。 特に年棒面で揉め事の多いオリックスと近畿日本鉄道がひっついたのですから何を言わんか。 だからね、この問題、中村ノリのワガママだけで片付けると、後々とんでもないしっぺ返しが来る気がしてならないんですよ。 人気blogランキング♪ Your own special way... お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[関西合併球団] カテゴリの最新記事
|