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京都観光をご案内して学んだ事

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2014.02.05
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カテゴリ:カテゴリ未分類

【天台声明】 (てんだいしょうみょう)  聴くための動画の出し方。

GOOgle 「もっと知る」と記入 検索

上部にある 「動画」をクリックします

BACKSPACEキーで もっと知るを消します。

「動画検索」の陰の字がのこりますが、

「声明天台」と記入 検索 しまと

多くの声明の動画がみられるようになります。 真言声明も別途で検索

とても表現できないほど、厳かな雰囲気に成ります。

天台宗での大事な法要の時に、複数の天台高僧により祈祷されます。

私としては、心の故郷を感じ心が和みます。

 

大原は声明の道場ともいわれます。

中国の大原(たーげん)から遣唐使の修行で輸入されたものです。

 

再び、冬に戻ったように、各地で10度いじようの気温の急降下

大雪も降った地区が多いです。

みなさま、体調管理にくれぐれもご留意願います。

 

 一般民衆のために開かれたとする宗派

浄土宗の発祥の基盤となった大原問答

P1020988.jpg

勝林院・大原問答

【三千院3】
 

 京都市内から、かなり遠い位置に「大原」は有りますので、

観光時間の関係で急がれる方が多いのか、又ご存知ないのか、

「三千院」の感動をそのままで、「御殿門」から、帰途に付か

れる方が、殆どとお見受けします。

 その証拠に、秋の紅葉シーズンでは、観光の人並みで混雑して

いましても、その奥に素晴しい寺院・御陵そして「音無しの滝」を

訪問される方は、少なく、ゆったりと味わう事が出来ます。
 

P1020986.jpg

熊谷直実が座って待機した石

法然上人の弟子として護衛のため

 

 「桜の馬場」を更に北奥に進みますと、「律川」の橋を渡ります。

その橋の袂に「法然上人」の弟子「熊谷直実」(くまがいなおざね)

が坐って待ち構えていたという石が存在しています。

 そして橋の渡った辺りを「鉈捨て籔」(なたすてやぶ)と言っています。

更に突き当たりまで、歩を進めますと。正面に「大原問答」で

有名な「勝林院」が有ります。

勝林院】 天台宗 開祖 円仁(慈覚大師) 山号 魚山(ぎょざん)

 

 受付(殆ど不在)から石畳の道を経て、本堂に履物を脱いで

堂内に、そしてボタンを押しますと、堂内に厳かな「声明」

(しょうみょう)が聞かれます。其の雰囲気で本尊「阿弥陀如来坐像」

を拝する事ができます。

 京都観光の殆どの仏像は撮影禁止で、貴重な阿弥陀如来像です。

親指と人差し指を交えて居られるのが阿弥陀さんです

 

P1020991.jpg

証拠の阿弥陀さん

阿弥陀さんの目は拝する位置によって、怖く・優しく変化します。

 僧侶の読経される坐が最も優しく見える45度の角度のようです。

阿弥陀さんの手から紐がぶら下がって居ますので、手元の紐を

引くと阿弥陀さんと握手した事に成るという事で、浄土へ導かれる

ことを願って実行されています。この手法は、他寺でも良く見かけます。

縁があればお試し下さい。

 

P1020992.jpg

両台座に座して問答


 
【大原問答】 堂内の本尊阿弥陀如来の前、両側に梯子があり、

壇上が備え付けて有りました。一方には、 「法然上人」 がそして、

もう一箇所には、「叡山南都の学僧」と浄土念仏の教理を論議・

問答して信服させられたと言います。

 法然上人54歳対して顕真(けんしん)権僧正(ごんそうじょう)

56歳でした。
 

 既成仏教は、王朝貴族を初め、知恵者、特定の富者のみに適った

もので、貧者・大衆・凡俗は、何等仏の救いも無く、実に仏教とは

他山の石・無縁の存在とされていました。そこで法然上人は、

叡山で修行し会得された結果。誰もが

「一意専心・南無阿弥陀仏」と念仏を

唱えることで「極楽浄土に導かれる」

と、説かれた時、本尊阿弥陀さんの手から、御光が射したと

言うことで、 「証拠の阿弥陀」 と称されることに

成りました。その後「浄土宗」として庶民の信仰と広がっていきました。
 

 このとき師匠「法然上人」に危害が加えられるのではと、

弟子の「熊谷直実」は懐に鉈(なた)を隠し持って、近くで構えて

居たところ、法然上人にたしなめられ、鉈を竹薮に捨てたという事です。
 

 

P1020989.jpg

前庭

 

P1020993.jpg

前庭

 堂内の裏には小さい緒仏像が、並んでいますがその中に

「踏み出しの阿弥陀如来像」があります。人を正に救おうと

左足を一歩踏み出す、救いの動的表現を採っています

そして「法然上人」の像も有ります。
 

 殆ど貸切状態の様に、来訪される方は、まばらでゆっくりと、

妙なる 「声明」 のお経を聞きつつ阿弥陀さんの世界に心を寄せて

拝観できます。「三千院」の人込みが嘘の様です。

次回も三千院の奥の様子をご案内しましょう。






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Last updated  2014.02.05 09:09:49
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