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身体・感覚とアート

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2004年12月21日
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カテゴリ:考える
フーコー(哲学者)がホモセクシュアルと知っていましたか?実は、わたしは「フーコー」ときくと、「難しい」というイメージしかなくて、まったく知りませんでした。フーコーが生きたのは1926~1984年。

青年期はホモセクシュアルなどとても公表できない時代。本人は『「わたしとはだれか、わたしの秘密の欲望はなにか?」』とぐるぐるとずいぶん悩んだようです。

晩年、フーコーは『「実存の美学(自己の生き方を問いながら、他者との関係を作り変えていくことを生のスタイルとする)」を実践する』。

具体的にいうと、ホモセクシュアルであることを公式に認め、『<必死になってゲイになろう!>をモットーに掲げた。ゲイになること、それは現在の社会で公認されていない新しい生き方を模索すること、他者との間で友愛に満ちた新しい関係を模索することである』。


フーコーは、自分の思想を人々の役立つツールとして提供したいと考えていたそうです。

いま、いろんな生き方が認められるようになってきています。
きっと、フーコーのような哲学者が身をもって、さまざまな生き方で人々と楽しく生きていけることを示したことが今に生かされているのですね。

そんな風に考えるとフーコーが身近なやさしいおじさまに思えてきます。

今書いたのはフーコーのほんの一面。哲学者としてのすばらしい業績は山のようにあります。『』内は、
「フーコー入門(中山元著、ちくま新書)」から引用しました。

この本では、日本のフーコー研究の第一人者がわかりやすくフーコーの思想と人を教えてくれます。ぜひご一読を。






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最終更新日  2004年12月21日 10時50分34秒
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