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身体・感覚とアート

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2004年12月22日
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カテゴリ:身体・感覚
こんなに仕事と自分をマッチできるひとがいるのだな、ととても勉強になりました。

「佐藤雅彦全仕事(「広告批評」別冊)」。

自分で考えを構築していく、それを行動に反映していく、そういった仕事をしている人のひとり。

その本のなかの文章には、こんな書き出しがある。
『僕の机の前には、29歳の時、貼ったメモが十年以上たった今でも、まだ残っています。すっかり日焼けしたそのメモには、やはりすっかり退色してしまっているインクで、こう書かれているのが読み取れます。

「別のルールで物をつくろうと考えている。」

これが、表現力を全く持ちあわせていなかった当時の自分が考え出した方法論の始まりでした。』

とても魅力的な、意思の強さを感じさせる書き出しです。

このあとに、さまざまな具体的説明が続いていきます。その方法論はもちろん、かかれているからといって、別の人が真似してできる、というものではありません。

学べることがあるとすれば、彼が自分の「好きなもの」をよく理解して、そこから方法を自分の頭で徹底的に考えているその姿勢だと思います。

自分の感覚をどう客観的に使ったらよいかをよく理解している。⇒好きなチケットの残り、パンフ、地下鉄路線図のなかから、共通点を考えて、自分のデザインに使う。

どう他人にプレゼンテーションしたらよいかをよく理解している。⇒絵が下手なので、定規でものすごい大きい下絵を描きぐっと縮めて技術をカバーする。

自分の感覚に敏感であることはなかなか難しい。それを他人に表現するのはもっと難しい。
しかし、自分の頭と心でそれを組み立てることはできる。

それの組み立て方のひとつを教えてくれる本でした。

彼は、「ポリンキー、スコーン、バザールでござーる」等のヒットコマーシャルをつくったひとです。
ちなみに、私はあまり彼のタッチは自分の感覚にぴったりきません。しかし、それと、学べるところがあることは矛盾しません。
人の興味は完全に一致することはまず、ほとんどないのですから・・・。
これ、斉藤孝の「三色ボールペン情報活用術」で学べる考えです。(笑)






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最終更新日  2004年12月22日 23時23分17秒
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