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身体・感覚とアート

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2005年05月27日
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カテゴリ:時代を眺める
90年代は、消費者が主役であり、デザイナーとユーザが接近した時代でした。
ウェブデザインを誰もができる時代、ブランドが消費者のニーズに敏感になりました。

80年代は、マルチメディアの時代。
マルチメディアにより、アートとデザインが接近します。

「『モダンデザイン全史』 海野弘著 美術出版社」

70年代、政治から経済の流れまで踏まえ、いかなる変革の時代であったかを説明しています

1971年、アメリカは金とドルの交換を停止。1975年、アメリカがベトナムから撤退。

アメリカの黄金時代がおわり、世界の政治の枠組みが変化したことを示唆しています。

そして、
『景気が後退したので、デザインの仕事も少なくなり、安くつくれるデザインが求められた。・・・(略)コストを下げるために、ハイスタイルのデザインのチープ・コピーがはやった。それはどこか現在と似ていて、ブランドと100円ショップの両極がにぎわっていたのである。』

この時代、オイルショックもありましたしね。

ブルータリズム(むき出しのコンクリート建築など)、アンチデザイン(従来のグッドデザインの否定まど)がはやったのは、「安さ」というニーズにも合致していたからだと述べています。

同時に、エコロジーを意識したデザインが出てきたのもこのころです。この、エコロジカルの流れのなかで、著者は、「70年代のデザインに<日本>の影響を強く感じる」と述べています。

『家庭、家族、生活空間といったものが、あらためて検討された。デザインにとってもそれは重要であった。伝統的家族の生活は変わりつつあった。家族とはなにか、家庭生活とは何か、を問わずに、部屋や家具をデザインすることはできなかった。おもしろいことに、日本の家屋や庭が注目された。』


また、今、スピリチュアルな本が本屋で平積みされている時代ですが、<ニューエイジ>といわれる精神運動が起こったのも、このころ。

エコロジー・ブームは、デザインにおける<スピリチュアル>を求めた影響でもあったとも述べられています。

30年以上さかのぼりましたが、次は、60年代へ。

20世紀だけ、あと2~3回に分けて紹介したいと思います。

ちょっと、日記に書き込むのが遅れましたが、今回も最後までお読みいただいてありがとうございました。









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最終更新日  2005年05月27日 10時25分25秒
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