|
カテゴリ:M氏の像 相模原個展へむけて
昨日はいろんな分野のひとが訪れた。
その中で、教育者のK氏の話。 彼は、NPOも立ち上げているアグレッシブな人。 NPOの運営に対する法律が変わるため、運営が難しくなるといっていた。 ひとことでいうと、 「グレーゾーンがなくなる」 今、各分野でさかんにいわれる「ガラス張りで透明性のある運営、お金の流れ」にすること。 しかし、そのなかで 「心のケア」もいっしょにそぎ落ちてしまう危険性がある、 と指摘していた。 これは、教育現場でもいえる危険性だ、と同じ教育者のY氏といっしょに 話した。 この話をしていて、別の日に会場にきた、CADの技術者のY氏が、 「最近、効率、成果、で自分が機械になった気がする。 日常の<無駄>といわれる部分にたまにほっとする自分を感じる」 といっていたのを思い出した。 日本には<あそび>ということばがある。 <あそび>があるから自在に動ける。 実際に、広いホールを作って生徒を集めている学習塾や、 「立ち話」を推奨することで、無駄な会議を減らしている企業もある。 有効な<あそび>から生まれる効率のほうが楽しい。 それを発見する力は、とても重要だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年12月11日 09時26分39秒
コメント(0) | コメントを書く
[M氏の像 相模原個展へむけて] カテゴリの最新記事
|
|