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カテゴリ:描くことへのイメージ
描くことがいきずまったりすると、 本屋や図書館などで画集をみては わくわくして、元気をもらったものでした。 そんななか、出会った画家、モロー。 神話を題材とした画家として有名な他、 20世紀を代表する画家を何人も育てたことでも有名です。 私は、その絵の中にある色彩の輝き、 美しさにとても惹かれました。 そのモローの言葉。 「神を信じますか? 私は神しか信じない、 私は自分が触るものも、見るものも、信じない。 私は自分に見えないもの、自分が感じるものしか信じない。 私の脳、私の理性ははかなく、その存在性も疑わしい。 つまり、私の内部の感情だけが永遠で、 かつ疑問の余地なく確実だと思われる」 見えないものしか信じない・・という言葉に 衝撃を受けました。 同時にとてもその言葉にわくわくしました。 子供のころには感じていた、想像豊かな世界。 それは、ずっと持ち続けていい大切なものなんだ、 と思えたんですね。 何年もたった今も、その気持ちは変わりません。 いつの間にか、私の絵の世界のなかにその気持は 自然に入り込んでいます。 参考:「ギュスターヴ・モロー 夢のとりで」大岡信・文 PARUKO出版 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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