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テーマ:アートで心の空中散歩(75)
カテゴリ:アートの歴史を空中散歩
長谷川等伯。 中学生のころ、ぼんやりと好きだった記憶がありました。 今から思えば、画面に漂う空気感に共鳴していたんですね。 長谷川等伯は、レオナルド・ダ・ビンチより後の時代の人。 日本でいえば、千利休と一緒の時代。 先日のブログで書いた長次郎と一緒の時代でもあります。 同じ時代のなかで、東洋と西洋で、 まったく違う遠近法のとらえ方が存在していた。 これは、もののとらえ方の違い、哲学の違いの差でもあります。 宇宙に浮かぶ地球のうえで、それぞれの文化が時代のなかで ゆっくりと育てられていたんだなぁと想像できます。 私は美大受験のため、西洋の遠近法を勉強し、 楽しいと共に「でもこれだけじゃないなぁ」 と戸惑いがありました。 不器用ながら、描き進めてきて、 西洋と東洋の絵の空間感覚が ようやく身体でつかめて来た楽しさを感じます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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