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身体・感覚とアート

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2009年06月21日
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カテゴリ:身体・感覚
一昨日、一冊の本に出会いました。

『こころの眼』
(アンリ・カルティエ=ブレッソン著、堀内花子訳、岩波書店)


「なんだか行った方がいい気がする、

見た方がいい気がする」

こういった感覚、素直に従っていると、

後で「なるほど~」と自分が納得する答えに

出会うことがあります。

アンリ・カルティエ=ブレッソン

報道写真家として有名。

2、3年ほど前、雑誌で偶然目にとめ、

「なんか気になるなぁ~」と

展覧会を見に行きました。

彼の写真からは、

世界を明と暗、大と小、富と貧、愛と憎しみ・・・

その両方が同時に存在する普遍的なメッセージが

写真の撮り方、画面の明暗の作り方など

すべてから伝わってくる。

個々の写真の主題の底に流れる、強い気持ちがある。

展覧会の写真をみながらそう感じました。


一昨日、その彼が書いた『こころの眼』というエッセイを

図書館で借りて本を開くと、

一番はじめにこう書かれていました。

「科学技術が鳴らす警笛の破壊的な音につつまれ、

グローバリゼーションという新たな奴隷制度と

貧欲な権力争いに侵略され、

収益優先の重圧の下に崩壊する世界であっても、

友情と愛情は存在する。

アンリ・カルティエ=ブレッソン
1998年5月15日」

ブレッソンは何年も各国を渡り歩いて、

時には、政治的は写真も、血なまぐさい写真も

たくさん撮った。

その彼が、自分のエッセイの冒頭に書きたかったことは、この言葉だった。

ブレッソンのこういう感性に自分は惹かれたのだなぁ。

これを読んで2,3年前、

自分の「なんとなく」感じた答えを見つけた。


**************
ここ数日、自分の今までの作品をず~っと見直していました。

懐かしむ、のでなく、自分の曲がりくねった足跡から

自分の考えていることを少しずつ取り出していく・・。

これは予想以上に精神的体力使いました。

でも、きっと、役に立つ。

今はそんな感触に誘われて作業を進めています。






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最終更新日  2009年06月21日 18時07分13秒
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