＊モナミ＊ SMAP･映画･本

さて今日は、サンクトペテルブルク観光のハイライト、エルミタージュ美術館へ。
朝はちょっとゆっくりめで9時半出発。
連泊だから荷物も出さなくていいし。
ビュッフェが美味しくて、写真撮るのも忘れお腹いっぱい食べました♪


エルミタージュ美術館と言うのは一つの建物ではなく、冬の宮殿、小エルミタージュ、
大エルミタージュ、新エルミタージュ、エルミタージュ劇場の5つの建物を総してそう呼ぶらしい。
と、週刊世界遺産で勉強してみたのだけども、間違ってたらすみません（笑）。
なんつったって規模がでかすぎだっつうの！
一般ピープルには理解し得ないデカさです。

300万点以上の美術品などのコレクションがあるそうで、全ての展示品を30秒間見て回ると、3年かかるそう。
展示室を全部歩いて回ると、22キロの道のりなんだって！
いずれにしろ、気が遠くなる大きさです。

江戸東京博物館で10月17日まで、サンクトペテルブルク古都物語　エルミタージュ美術館展
～エカテリーナ2世の華麗なる遺産～」が開催されてるそうなので、
興味のある方は本物を見に行ってみるのもいいかも。


入場料はツアー代金に含まれてるのだけど、カメラ・ビデオを撮るには、チケットを買わなくちゃいけない。
それぞれ100ルーブル、250ルーブルだけど、それだけ払えば写真撮りまくりなんだもん。
日本の美術館、博物館では考えられないよね。

なので、写真を撮りまくったけれども、もう何がなんだか。
本で照らし合わせてみたりもしたけれど、分からないもの多々…。
とりあえず、こんぐらいゴージャスだったぞ、というのを分かるかな、と。。。

しかしまぁ、すごい国だったのねぇ帝政ロシア。
入る部屋入る部屋、「まじかい！」「どひゃー！」「すげー！」「まぶしー！」という感嘆詞しか出てこないし。
これだけの宝物を集めることなんて、日本じゃぁ無理だよなぁ。

どこかで聞いたことのあるような絵だったり彫刻だったりするんだけど、
そっち方面には全く造詣がないので、適当に名前つけてゲラゲラ笑ってみたり。
これだけの宝物を見ても、その程度な私たち…。
ブタに真珠とはまさしくこのことか…！？

でもそんな程度の私でも知ってる絵や像があるんだものな。
すごいもんだよ。
贅を尽くすと言うのは、こういうことを言うんだろうな。

いったいここで、歴代皇帝女帝はどんな生活をしていたのやら…。
宝物を集めるくらいしか、することがなかったのかも。。。
と思ったら、ちょっと気の毒かも…。
いや、気の毒でもいい、羨ましいよ！

ガイドのエレナさんが、これまた色んなこと知ってるわぁと思ったら、
彼女は週3回エルミタージュのガイドをしているそう。
そりゃ物知りにもなりますわ。

午前中は3時間ガイドさんと一緒に回って、ランチを街中のレストランで食べた後は、2時間の自由行動。
ここでもくまなく見ようと思ったけど、なんせ広い広い！
館内のカフェでお茶でもしようかと思ったけれど、迷いに迷ってとうとう行き着けませんでした。。。


しかし学芸員さんというのか、部屋の隅に見張りのオバサンが座ってるんだけど、それが怖い怖い。
彼女達に限らず、ロシア人はえてして怖かった。
売店の女性はおろか、レストランの人、ホテルのフロントマンでさえ、笑顔を最後まで見ることなく…。
サービス業とはいえ、wellcome精神なんて概念は、ないのだろうな。。。


前日ホテルにチェックイン時に、近くの劇場であるバレエを予約していたので、
ホテルに戻ってディナーを食べた後はバレエ鑑賞。
本場ロシアの白鳥の湖！
マリンスキー劇場と言うのが有名な劇場だそうだけど、残念ながらそこではなく、
向かいの音楽院劇場と言うところで。

でも紳士淑女が正装して来てて（私たちはＴシャツにジーンズ姿だったけど…）、
開演前や休憩時間中にはチョコレートをつまみにワインを楽しむ人たちが。
うぅん、ヨーロッパのおハイソなかほりが…。

行き帰りはタクシーで。
やっとロシア一般ピープルと触れ合いが…！
と思ったのもつかの間。
全く英語が通じない！
「ステーション」でさえ通じないんだもんなぁ。

そして運ちゃんが飛ばす飛ばす！
車線も横断歩道もない夜の道路を、時速どれくらい出てたんだろう？
車間距離も全く取らず、前の車にピッタリだし。
スリリングなロシアの夜を過ごしました（笑）。

行きは480ルーブルだったのに、帰りは深夜料金とかで700ルーブル。
どうもぼったくられたような気がしないでもないけれど、20分くらいの距離だったので、それくらいか。
拉致られなかっただけでもラッキーだったかも？（爆）


バレエが11時過ぎに終わり、ホテルに戻ってきたのが12時前。
明日も朝から観光なので、さっさとお風呂に入って寝ます。
おやすみなさ～い！


写真はもう一つ、エルミタージュ外観　他もあります。