＊モナミ＊ SMAP･映画･本

サンクトペテルブルクのモスクワ駅から赤い矢号に乗って、
朝8時前にモスクワのレニングラード駅（こんがらかる！）に到着。
胃の調子は、なんとか大丈夫だけど、寒！

列車には洗面所がなく、トイレの水道はチョロチョロとしか水が出ないので、レストランで顔を洗う。
メイクは…まぁしなくって大丈夫かな。
曇ってるし。

今日はウラジミールとスーズダリに行く予定だけど、その前にちょっとモスクワ市内見学。
モスクワ大学前の展望台から市内を眺める。
目の前に、モスクワオリンピックの競技場や、スキー台が。
その頃から比べたら（ってその頃のソ連がどんなだったか詳しく知らないけど）、
こうやって観光に来れるってことは、やっぱり平和な世の中になったんだなぁ、と実感。

そしてここでも「センエン、センエン」の物売りが。
そんな日本語覚えるより、スマイル覚えた方が売り上げUPすると思うよ？

モスクワ大学は、巨大で美しい建物。
残念ながら学生さんは見なかった。
まだ夏休み中なのかも。

この頃には、ロシア文字がなんとなく読めるようになってきて、
妹と2人で、まるでひらがなを覚えたての子供のように、一文字一文字看板を一生懸命読んでみたり。
C＝S、П＝Pなので、「CTOП」は「STOP」。

こうやってみると、やっぱり言葉が分かるってのは、面白いね。
まぁ文字が読めても単語自体が全く違うし、発音も分からないから、何がなんだか？なんだけども。
でもロシア文字なんて全く知識ないし、来てたった5日しか経ってないというのに、覚えられちゃうんだもん。
どんなに日本で語学のお勉強するより、その国に行った方がサクっと習得できるワケだ。


さて、ここからバスでウラジミール、スーズダリへ。
その前にトイレ休憩を兼ねて、モスクワのMAKДOHAЛДC（マクドナルド）へ。
トイレ待ちついでに、ナゲットとコーラとポテトを買う。
案の定、Sでもでかい！
ナゲットのソースがカレー風味だったんだけど、これって日本ではないのかな？
美味しかったです。

けれども、やはりロシア。
マックですら、スマイル0円はありませんでした。。。


ウラジミールとスーズダリは、小さな村なのに、修道院がたくさん建ってる世界遺産地区。
ロシア正教会というのは、カトリックともプロテスタントとも違うのね。
一応プロテスタント系の学校に行ってたし、昔の彼がクリスチャンだったこともあって、
カトリックの教会にも行ったこともあったんだけど、それとも雰囲気が違った。

ロジデントヴェンスキー聖堂は、床から天井まで聖人画で埋め尽くされた聖堂。
中に入ったのだけど、ここは本当の教会なので、写真撮影は禁止。
みんな賛美歌を歌いながら厳粛な雰囲気の中、お祈りをあげていました。

ウラジミールの丘から地平線を眺めながら、なんつうどでかい国なんだぁ！と実感。
どんーだけバスで走って、どんーだけ眺めのいいところに行っても、海なんて見えないし。
ロシア人で海見たことない人って、多いだろな。


その他、聖堂や修道院をたくさん見たんだけど、分からなくなってしまいました…。
とにかく、小さな村全体が教会、という感じで。
家の脇に手作りの民芸品を売ってたり。
子供たちは、カメラを向けるとニッコリ笑ってくれました。

ランチはピロシキだったのだけど、ロシアのピロシキは日本のみたく揚げてないそう。
具は肉だけじゃなくて、野菜のピロシキとかじゃがいものピロシキとかあるんだって。

ロシアのトイレは、ホテルやレストラン以外はたいてい有料で、5ルーブル。
お金を払ってペーパーをもらうんだけど、
これって緊急を要する時はどうするんだろう？って思ってしまった。
他の国なら、「出てきたら払うから！」っていうのが通用しそうだけど、
ここでは「ニェット！」って冷たくトイレおばさんに阻まれそうだ…。

туалет（トイレ）も、覚えました。
やっぱり緊急度の高いものから身につくのね。


ホテルに戻って、顔がひりひりする…と思ったら、なんと日焼けしていた！
今日は薄曇りだし、帽子も被ってるから大丈夫だろうと、油断してたら…！
ロシアで日焼けとは、これまたありえねーって感じだけども。
こりゃ日本に帰ったら、一生懸命美白せねば！


写真は、ロシア市内と、ウラジミール、スーズダリの、2つです。