*モナミ* SMAP・映画・本
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『変愛小説集』 著:アリ・スミス 他 五月 アリ・スミス 僕らが天王星に着くころ レイ・ヴクサヴィッチ セーター レイ・ヴクサヴィッチ まる呑み ジュリア・スラヴィン 最後の夜 ジェームズ・ソルター お母さん攻略法 イアン・フレイジャー リアル・ドール A.M.ホームズ 獣 モーリーン・F.マクヒュー ブルー・ヨーデル スコット・スナイダー 柿右衛門の器 ニコルソン・ベイカー 母たちの島 ジュディ・バドニッツ 現代英米文学の中から、変愛かつ純愛小説を集めた、 アンソロジー。 恋愛の形は人それぞれ。 そしてその対象も、人それぞれ。 時にグロテスクでホラーで不可解で、だけども当人たちはみな、 純粋で真剣で。 他人には「変」でも、自分には「恋」。 そんな異色の、「偏愛」かつ「変愛」な物語たち。 木に恋してしまい、1日中双眼鏡でその木を見つめる女。 恋人の手編みの、出口のないセーターを着る男。 芝刈りの男の子を丸呑みしてしまい、中で彼を感じる女。 妹のバービー人形とあんなことやこんなことをしちゃう少年。 エロかったりクレイジーだったりキッチュだったり、 不気味だったり不可解だったりするんだけれども、 そこにあるのは確かに、「愛」。 もう愛しすぎちゃって、その対象が何であろうと、 その方法がどうであろうと、ひたすらに愛する。 ひたむきすぎて、変になっちゃった。 なんて、言ってみればこれぞまさしく純愛小説集? 「分かる分かる」なんて言えないほど「変」なのだけれど、 でも恋って、当事者以外には分からないもの。 まさに、「愛」と「変」は紙一重…。 『空中スキップ』のジュディ・バドニッツ以外は、 読んだことがないけれど、他の作家もぜひ読んでみたい! と思った一冊でした。
メイキング・オブ・マッドマックス 怒り… 2015.07.24
『家族の言い訳』 著:森浩美 2015.02.07
『あなたに褒められたくて』 著:高倉健 2015.02.05
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