「とっておくもの、しまうもの」
すっきり暮らすためのしまい方、について10人の素敵な感性を持つ方々の部屋や収納についての本です。大好きなミュージシャン、嶺川貴子さんのお家のことも載っています。嶺川さんには5歳のお子さんがいらっしゃって部屋にはお子さんが切った紙の切れ端を木の額に飾り、横には70年代の超合金ロボット。そのバランスがとても嶺川さんらしく、音楽同様、とてもセンスがいいな~と関心してしまいました。お子さんの描いた絵は捨てないで取っておくそうです。やっぱり捨てられないですよね~。私も捨てられないです。嶺川さんはその絵の端に絵を描きながら一緒におしゃべりした内容を書き留めているそうです。これはいいアイデアですね!どんなおしゃべりをしたか書いておけばその時の事をちゃんと思い出せそうな気がします。他にも料理家の渡辺有子さんのキッチンもあり、心から愛着を待てるものだけを持つ、というのが素晴らしい!なんて思いました。どうしてもそんなに必要ではないものを買ってしまうので見習いたい!フードコーディネーターの広沢京子さん、花作家のかわしまよう子さん、エッセイストの中川ちえさんなどのお家も紹介されています。どの方にも言えることは自分のルールがちゃんとある、ということかもしれません。どのお宅も物が多くてもすっきり、暮らしやすそうです。真似をすることなど出来ませんが素敵なお部屋をすこしのぞかせてもらった感じでそれぞれインタビューも興味深くて面白いです。