九州出身者がつくる九州情報館。

来月21日から阪神甲子園球場で開催される
第84回選抜高校野球大会の出場校が今日発表されました。

・・・が、今回選出された学校の地区を見ると
過剰なまでの東北・北海道優遇な内容だと思います。
ただでさえ神宮枠で東北の出場枠が増えているというのに、
21世紀枠まで使って増やすというのは少しやり過ぎな気がします。
そこまで優遇することが本当に東日本大震災の被災者のためになるのでしょうか？

さらにもう1枠を北海道に使うなんてもってのほかだと思います。
北海道は毎年固定で1枠与えられており、ただでさえ優遇されているというのに
21世紀枠でもう1つというのは欲張りすぎる気がします。

高野連がそこまで北海道に21世紀枠を与えたいのであれば、
出場枠を北海道0.5、東北1.5として東北2位と北海道1位が
本選出場をかけて大陸間プレーオフならぬ海峡間プレーオフをすべきだと思います。
そして余った枠をここ数年レベルが高いにもかかわらず枠が少ない九州に与えるべきです。

世間、政治、マスゴミ、高野連といった連中がこうして東北や北海道を過剰優遇するあまり、
反動で過剰冷遇された九州地区は今年も4校しか出場できませんでした。
これがその一覧です。
・神村学園（鹿児島：3年ぶり3回目）
・九州学院（熊本：2年連続5回目）
・別府青山（大分：春夏通じて初出場）
・宮崎西（宮崎：春夏通じて初出場）

私がこのブログで何度も口を酸っぱくして言っていますが、
甲子園大会に九州地区からど素人校を出場させるな！
という気分です。

上の2校は出場実績があり、神村学園に至ってはセンバツ準優勝もしていますので、
九州の代表としてふさわしいと思いますが、
下2校はわざわざ横浜とか愛工大名電とか智弁とか大阪桐蔭とかのセミプロ相手に
0-122と完膚なきまでにボッコボコにされるために出場するようなものです。

そもそもこんな『間違ってラッキーでベスト4まで来ちゃいました。テヘッ！』的なところを
地区大会に出場させること自体がおかしいと思います。
九州大会への出場資格を持つ学校は
1.過去に春夏いずれかの大会で優勝または準優勝を経験している。
2.過去5年間に春夏いずれかの大会で2回以上ベスト8以上を経験している。
くらいの制限をかけるべきだと思います。

それ以外の学校がどうしても甲子園に出たいという場合は条件として
3.セミプロ10校相手に1日1試合、計10連戦して10連勝する。
などの厳しい要件を満たすべきだと思います。

『九州代表』にふさわしい強さと誇りを持って戦える学校こそが
真の『九州代表』だと思います。
全国民が注目する甲子園で無様な戦いを見せないようにしてもらいたいと思います。
それでは、今日はここまで。