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多くの人が、毎日「目の前の出来事」に追われ、過去のことに苦しみ、未来のことに不安を感じながら生きています。
でも、そうでない人達もいます。 そのような人は「自分の人生の意味」を知り、「生きる目標」を持って生きています。 「自分の人生の意味」を知り、「生きる目標」を持って生きている人にとっては、そうでない人にとっては「苦しみ」や「悩み」以外の何ものでもないものでさえも、「試練」や「自分を育てるもの」として受け取ることが出来ます。 そして時には、「そのこと(人)のおかげで今の自分がいるんです」と感謝までする人もいます。 中国杯で事故に遭いながらも奇跡的な復活をしたフィギャースケートの羽生結弦くんなども、「自分の人生の意味」を知り、「生きる目標」を持って生きている人です。 だから、あんな事故に遭いながらも、「わたしはなんて不運なんだ」などと卑屈にならずに、更に強くなって生まれ変わることが出来たのです。 でも、普通の人はそこでくじけてしまうでしょう。 同じ出来事に出会っても、そこから「学べる人」と、「学べない人」がいるのです。そして「学べる人」は困難に出会っても泣き言を言わず、常に前向きです。 一般的には、そのような人を「強い人」と言いますが、でも実際にはそのような人は「強い人」ではないのです。 むしろ、「自分の弱さを知り、それを受け入れることが出来ている人」なのです。だからこそ、その「苦しみ」によって学ぼうとするのです。 そんな時、いつも困難から逃げ回り、不平や不満ばかり言っている人には、その姿が「強さ」に見えてしまうだけです。 「苦しみ」は、逃げても逃げても、どこまでも追いかけてきます。 決して逃げ切れないのです。むしろ、雪原で雪の玉を転がすようにドンドン膨らむばかりです。 私は弱虫ですからそんな怖いことは出来ないのです。強いから逃げないのではなく、逃げたらもっと苦しくなることを知っているから逃げないだけなのです。 それに、逃げずにしっかりと向き合えばその「苦しみ」は多くの学びをもたらしてくれます。 「喜び」はその「苦しみに耐える力」を育ててくれますが、人は「喜び」からよりも「苦しみ」からの方が多くを学ぶことが出来るのです。 でも、その仕組みが分からず、逃げる癖がついてしまっている人は、「弱さ」を口実に、簡単に逃げます。そのうち、何から逃げているのかも分からなくなりますが、逃げていないと不安なので逃げ続けます。 そして、やがて人生の最後を迎えます。 そのような生き方をしてきた人は、人生の最後にどのような「自分の人生」が見えるのでしょうか。 「本当の苦しみ」は、外側からやってくるのではありません。 実は、「逃げ回ることばかり考えること」こそが「苦しみ」の根本的な原因なのです。 人は、自分で「自分の苦しみ」を生み出しているのです。 そのように逃げ回るだけの人は、「自分の人生の意味」を知らず、「生きる目標」を持つていない人です。 だから、「目の前の苦しみを避ける」という生き方しか出来ないのです。 「自分の人生の意味」と「生きる目標」を持っている人には、感覚的に「逃げたらもっと苦しくなる」ということが分かるのです。 では、どうやったら「自分の人生の意味」と「生きる目標」を見つけ出すことが出来るのかということです。 それが、昨日、茅ヶ崎でやった「自分史を語ろう」というワークの課題でした。 (「表現ワーク」というテーマで、土曜か日曜の月1でやっています。参加費は当日払いです。ご興味のある方はお問い合わせ下さい。会場は、JR茅ヶ崎駅近辺の公共施設です。) チラシはここです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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