11989592 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

森へ行こう(心とからだと子育てと)

森へ行こう(心とからだと子育てと)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Favorite Blog

PDFプレゼントと… New! かめおか ゆみこさん

Comments

Freepage List

Profile

森の声

森の声

2016.11.11
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類
茅ヶ崎でやっている「ポランの広場」という2,3才児とお母さんが一緒に遊ぶクラスの生徒を募集しています。
チラシは「ここ」にあります。
ご興味のある方はお問い合わせ下さい。

楽しいですよ。


***********

今日は金沢八景の方のプレイパーク関係のお母さん達が企画して下さった連続ワークの二回目で、「からだのワーク」をして来ました。
(一回目は「粘土のワーク」でした。)

人は、二つの「自分」を生きています。

一つは「意識が作った自分」です。

もう一つは「からだの中の自分」です。

そして、この「二人の自分」は必ずしも同じ想いではありません。

「意識の中の自分」には意識が作った「想い」があります。
そして人はその「想い」は自覚出来ています。

一方、「からだの中の自分」は過去の体験記憶や、自分の生命を支えている生命活動や、DNAの働きになどよって作られています。

そして、その「からだも」また「意識の中の自分」とは異なった「想い」を持っています。
でも、「意識の中の自分」はその「からだの中の自分」の想いを知りません。

だから、「頭では分かっているのにからだが動かない」などということが起きるのです。

「学校に行きたいのに行けない」という子の状態はそのようにして生まれています。

お母さんが子どもに「ああしなさい」、「こうしなさい」と言えば、ある程度の年齢の子なら頭では理解出来ます。「やらなければ」と思ったりもするでしょう。

でも、思春期前の子どもの行動は「からだの中の自分」に支配されているので、「意識の中の自分」ではどうしようも出来ないのです。

「行きたい」と思っているし、「行かなければ」とも思っているのですが、肝心の「からだ」が動きたくないので動けないのです。

それで自分で自分を責め、苦しみます。自己肯定感も下がります。

思春期以降になると、自我の働きが強くなるので、社会的な行動に関しては「意識の自分」が「からだの自分」の行動をコントロールすることが出来るようになります。

でも、それが「からだの自分」の本意とは異なるものなら、「からだの自分」の不平や不満がからだの中にどんどんと溜まっていきます。

そして、感覚を萎えさせ、思考力や判断力を低下させ、からだを固くし、心やからだの不調を作り出したりします。

時には、不登校の子どものようにある日突然「からだ」が動かなくなります。
感覚や感情が動かなくなることもあります。

そうなると治すのはなかなかやっかいです。

ですから、普段から「からだの中の自分」の声に耳を傾け、「からだ」と仲良くしておいた方がいいのです。

でも、現代人は「からだを使わない生活」をしているので、「からだの声」を聞く機会があまりありません。

また、幼い頃から「からだ」と対話することなく育っているので、からだの声を聞く能力自体も育っていません。

そのため、「からだ」が「今日は動きたくないよ」と悲鳴を上げていても、それを「自分の心の弱さ」として否定し、無視してしまいます。

だから、どんどん苦しみの泥沼に入り込んでしまうのです。

今日やった「からだのワーク」では、そんな「からだの声」に耳を澄ましてみるという体験をしてもらいました。

ご興味のある方は仲間を集めてお呼び下さい。
日本全国どこへでも行きます。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2016.11.11 15:48:27
コメント(6) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
別の画像を表示
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、こちらをご確認ください。


Re:「二人の自分」(意識の中の自分とからだの中の自分)(11/11)   マシュマロ さん
我が家の長男は今月10歳になりますが、頭で考えるタイプではなく、からだの支配が強いタイプなのだなぁと、見ていて分かるようになりました。一、二年ほど前に、篠先生に以前そのように息子のことを仰っていただいた時は、「え?あの子は頭で考えるタイプに見えるのになぁ」と思っていました。

からだの支配が強い子で、自己肯定感も強い子は、学校には行かない、と意思表示する子も多いと思います。

そろそろ、学校に行く行かない、またそれ以外の選択も、子供たちの意思を尊重して、どれも気持ち良く選択できる世の中になって欲しいと願っています。

自分の中の相反する二つの想い、意識が、手を取り合うことか出来る瞬間は、自分の中に暖かいものが流れる感覚があります。そこから、世の中の平和にも近づくことが出来ると思っています。

そのきっかけを与えてくれるのが、自分の外側の様々な存在だと思っています。 (2016.11.11 21:09:19)

Re:「二人の自分」(意識の中の自分とからだの中の自分)(11/11)   緑の鈴風 さん
思春期以降になると、自我の働きが強くなるので、社会的な行動に関しては「意識の自分」が「からだの自分」の行動をコントロールすることが出来るようになります。

でも、それが「からだの自分」の本意とは異なるものなら、「からだの自分」の不平や不満がからだの中にどんどんと溜まっていきます。

そして、感覚を萎えさせ、思考力や判断力を低下させ、からだを固くし、心やからだの不調を作り出したりします。

まさに以前の自分のことだなあと思って読みました。
このブログに出会ってから、少しずつですが、からだの声をきけるようになり感謝しています。

子どもを待ち望んでいたのに、娘を生んでみると不安で過呼吸になってしまった過去の体験記憶を私のからだが覚えていて、娘の身体に触れると自分の身体が緊張するのが今でも続いています。私は、これも自分だと受け入れたいと思っています。これも含めて、できる限り、彼女の気持ちを聞いていこうと。

6歳の娘も私に触れると緊張を感じています。夫に抱っこされている時はとても気持ちがよさそうです。彼女の身体はとても固く、猫背で、しょっちゅう指をポキポキ鳴らしています。腕を上げたり、足を曲げたりしても骨がポキポキ鳴ります。夫は気にしなくていいと言いますが、ここ2か月くらいそのような様子が続いていてとても心配です。

アメリカの学校も日本語の学校も好き、先生もお友達も大好きで楽しそうに行っています。放課後もお友達と気のすむまで公園で遊んでいます。
でも、このからだの感覚を無意識の記憶として持ったまま成長していくのかと想像するとかわいそうでたまりません。

最近では、夜の絵本の後にマッサージをしてあげています。気持ちよさそうに眠りににつきます。カチカチになったからだを楽にしてあげたいです。この子のために何かできることはないかと考える毎日です。 (2016.11.12 17:54:24)

Re[1]:「二人の自分」(意識の中の自分とからだの中の自分)(11/11)   森の声 さん
緑の鈴風さん

>最近では、夜の絵本の後にマッサージをしてあげています。気持ちよさそうに眠りににつきます。カチカチになったからだを楽にしてあげたいです。この子のために何かできることはないかと考える毎日です。
-----
お母さんのからだが緩めば、子どものからだも緩みます。 (2016.11.12 18:12:23)

Re:「二人の自分」(意識の中の自分とからだの中の自分)(11/11)   緑の鈴風 さん
森の声さん、こんばんは。私は、30年くらい同じ不安を抱えて生きています。とっても苦しいです。自分の素性を知られたら、お友達が自分から離れてしまうという強い不安です。両親にプッシュされたことはあまりないのですが、学校の先生や周りの大人から、隠すことは間違っている、などと学んだことが今でも頭から離れなくて、それもできない自分をダメだと否定しています。
今日のブログに、不安を肯定することです、と書いておられましたが、どうやってこの不安を肯定したらいいのか全然わかりません。正直に話して、素敵な人と結婚しました。ごく少数ですが、お友達でいてくれる方もいるのですが、自分がこの不安を肯定できないのです。今まで、いくつも理由を考えて肯定しようとしてきましたが、できないのです。
このことが、こんなに我が子をも苦しめてしまうのかと思うと自分の苦しみ以上に苦しいです。

世の中に正解はないと言われてもいましたが、例えば、人を殺めるのはいけないこと、人の大切にしていものを奪うのはいけないこと、人を肌の色で差別するのはいけないこと、など正解ではないのですか?
時代によって、例えば、切り捨て御免の時代では、人を殺めても咎められない人もいたという意味で正解は変わるものだということを言われたかったのでしょうか?正解などというものは、人によって違うから、決めつけても仕方がない、人の心はそう簡単には変わらないものだということなんでしょうか?

我が家は、外国に住んでいるので、現地の英語の公立小学校と日本語をキープするために日本語学校に通っています。宿題は、かわいそうに思うほどの量です。自分で時間を決めてやっているようなので、私はあまりプッシュしていませんがサポートは必要と感じています。
今まで2年くらいほぼ毎日、森の声さんのブログを読ませていただいて、子どものために物語を読んだり、色んな体験をさせてあげたり、仲間づくりをしたりしてきましたが、それらは対処療法のようなもので、
子育てにおいて一番大切な信頼関係を作ることが、私の強い不安のせいでできていないことが辛くて、でも私この30年もの間、全然変われてないから本当に情けないです。
この数日考え込んでしまって、息子に、お母さんずっと怒ってる、と言われてしまいました。。。 (2016.11.17 16:39:16)

Re[1]:「二人の自分」(意識の中の自分とからだの中の自分)(11/11)   森の声 さん
緑の鈴風さん

>世の中に正解はないと言われてもいましたが、例えば、人を殺めるのはいけないこと、人の大切にしていものを奪うのはいけないこと、人を肌の色で差別するのはいけないこと、など正解ではないのですか?

正解ではありません。

それが正解なら戦争も人殺しも起きないのです。

私たちは平気で蚊やゴキブリを殺しますよね。
ですから「あいつらは人間じゃない、ゴキブリと同じだ」と思い込めば殺すことは悪ではなくなるのです。

>時代によって、例えば、切り捨て御免の時代では、人を殺めても咎められない人もいたという意味で正解は変わるものだということを言われたかったのでしょうか?正解などというものは、人によって違うから、決めつけても仕方がない、人の心はそう簡単には変わらないものだということなんでしょうか?

「正解」は神様ではなく人の心が決めています。
そして、人の心に実体はなく常に変化しています。
それは「お天気」のようなものです。
「お天気」には正解などないですよね。

>子育てにおいて一番大切な信頼関係を作ることが、私の強い不安のせいでできていないことが辛くて、でも私この30年もの間、全然変われてないから本当に情けないです。
>この数日考え込んでしまって、息子に、お母さんずっと怒ってる、と言われてしまいました。。。
-----
緑の鈴風さんは何か表現活動とか、からだのワークなどなさっていますか。

いくら自分の心と向き合っても心は変わりませんよ。

近くに転んでも大けがをしないような斜面ありませんか。

そこを全速力で駆け下りてみて下さい。

最初は怖くてできないと思いますが、慣れてくれば出来るようになります。

不安や恐怖に捉われると出来ません。

適当な場所があったらとにかくやってみて下さい。 (2016.11.17 17:24:32)

Re:「二人の自分」(意識の中の自分とからだの中の自分)(11/11)   緑の鈴風 さん
森の声さん、こんばんは。お返事を下さりありがとうございます。芝生の斜面を見つけました。最初は怖くてゆっくりと歩幅も小さくして下りていましたが、慣れてくるとしっかり足を広げて思いっきり駆け下りることができました。からだが開く感じ、足で土を踏む感じ、爽快感がありました。子どもたちも大喜びで私と一緒に走ったり、コロコロと寝転がって下りたり、3人で芝の上にあおむけに寝て、広い空や雲の流れを見たりして、心もからだも気持ちいい!って言ってるのがわかりました。
表現活動やからだのワークもやってみたいのですが、まだ下の子を家でみているのでちゃんと探していません。今は、週2回くらいジムに行って、ダンスのクラスをとっています。ヨガのクラスにも行ったことがあるのですが、先生のダンスをみて真似して踊るのと違って、ヨガは、英語の説明を聞きながら、からだを動かすので(英語の聞き取りに必死になってしまって)頭が疲れるので最近はクラスをとっていないです。
表現活動というのは、人の前で歌やお芝居などを表現するもののことをいうのでしょうか?人前でなくてもよいのなら、編み物やリメイク(子どもの着られなくなったお洋服をお人形の服にしたり)をするのが好きでやっています。表現活動で大切なことは、素の自分の感情を表すことですか?同じ絵を描くのでも、モノや風景の写真をとって、その写真そのままに忠実に描くことではなく、自分の目に見えるように描くということですか?うまく説明できなくてすみません。
自分のからだを緩めて、気持ちを肯定する(先日のみなさんのコメントも参考になりました。ありがとうございます)ことを大切にここ数日過ごしています。家で娘が指をほとんど鳴らさなくなったので驚いています。30年もの長い間、不安と一緒に過ごしてきたので、すぐに変われるとは思っていませんが、この今の感覚を忘れないように過ごしていきたい思いです。 (2016.11.24 15:37:23)


© Rakuten Group, Inc.