仙台伝統野菜
仙台伝統野菜“仙台芭蕉菜”の生産農家を訪ね、味わう会に参加してきました。江戸から明治時代は、漬け菜と言えば芭蕉菜だったのが明治期に白菜が入ってきたため、白菜におされ食生活の変化で、各家庭で漬け物を漬けなくなってさらに栽培が減り続けてきた仙台芭蕉菜・・・。もう一度、伝統の味を普及させようと、頑張って作付けをされている若林の農家、相原さんのお宅を訪ねました。葉が大きく、芭蕉の葉に似ていることから命名されたそうです。普通は50~60cm位で収穫、80cm以上になることも。農家では若い葉も間引きしながら食されてきたようです。見た目は、小松菜の葉っぱを大きくしたような、山形の青菜を小振りにしたような。相原さんの畑で、はじけるように元気に育っていました。会場を移して、仙台芭蕉菜を使ったフルコースを頂きました。続きは明日ご紹介致します。そうそう、相原さんは伝統野菜を育てながら、ミックスリーフなる新しいタイプの野菜も育てておいででした。イタリアンなどで食される、数種類の野菜が混ざったサラダ用。赤身を効かせたリーフもあり、手軽で簡単便利、しかもなかなかおしゃれな素材です。(きれいに洗ってガラス容器に保存。パリッとなってすごく重宝)そのミックスリーフに芭蕉菜をトッピングしたサラダ、梨をすり下ろしたドレッシングで頂いてきたのです。