チェロのエンドピンの当板(エンドピン・ストッパー)を自分のために作り改良していたら、欲しいという人が現れ、5個売れた。チェロの先生も買ってくれた。最近、また注文をもらって6個目を作っている。
アマチュアの工作は遊びだから、同じものをいくつも作るのは楽しくない。でもこの製品についてはしっかりお金を貰う(3000円にしている)から、それを励みにして作る。鉄製の座金(4cmX4cmX5mm)を中に4枚入れて重くしているが、それを囲む構造(2層目)は木なので木工ということになる。厚さ5mmのハガキ大の板で枠を作り、底面は2mmの合板、上面(エンドピンが直接刺さる)はメープルやチェリーといった硬い材木の5mmの板だ。2層目は6mmの幅に切った材で鉄板を囲み、中央だけは30mmの幅にしてここに25mmの穴を開けてゴムキャップを付けたまま彈く需要に応えている(2023年3月3日の写真参照)。
この木工をするために電動丸のこやボール盤を使う。安全に正確に加工するためにジグやガイドを作っている。こういう考案が遊びごとの楽しみにつながるので、大げさでも作ることをためらわないようにしている。
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Last updated
2023.05.24 07:50:39
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