今度の家で自分の部屋は二階の南西にある。和室で六畳だ。半畳のクロゼットと一畳の押入れ、二畳の板張りの廊下のようなものが南のベランダ側にある。板張りも連続的に使えば八畳だし、押し入れを有効に使えばかなり広い。これまではもっと狭かったので自作の工作机で工作もパソコン仕事も事務的な仕事もやっていたが、今度は工作机の他にもうひとつ机を入れた。昔息子の勉強机として職場で廃棄になったものを拾ってきたものだ。こちらの机にPCをセットし、工作机は工作専用にする。
工作室が和室というのは良くない。本当は畳を捨てて板張りにしたいところだが、かなりの出費になる。調べてみたらELEMENTSという会社でフローリングカーペットという商品を出している。裏が薄いフェルト状の素材、表は薄い木の板で幅5センチほどのものがつないである。これがシャッター状に巻いたロールの状態で届けられ、畳の上に展開して敷けば板敷きの部屋のようになる。フローリングのような溝は無いので溝にゴミやホコリが溜まることもない。値段も六畳用で2万円程度と安価だ。この部屋はクロゼットの開き戸が床スレスレなのでこの部分をカットしてもらった。カットに数千円かかった。事前にサンプルを送ってもらっていて、部屋の雰囲気に合わせて明るめの色にした。部屋のサイズを厳密に測ったが「江戸間六畳用」のサイズはこの部屋より微妙に大きい。下手すれば入らない。この場合、自分で少し切る覚悟だ。また、梱包サイズの問題がある。21cmX21cm267cmということで下手をすると階段を通れない。2つに切って梱包というのも頼めるが、継ぎ目ができると何かと不便だ。ここもリスクはあるが切らずに送ってもらった。重量が30kgというのも問題でカミさんと二人で階段を上げられるかも心配だった。
昨日の午前中に佐川急便で届いた。若い女性が配達してくれたが、一人で軽々と玄関の中まで運んでくれた。ここからはカミさんと二人だ。私が下、カミさんが上になって階段を持ち上げる。寸法的には入るが重い。こういうことに慣れていないのでカミさんは適切に動けず、手間取る。それでも何とか二階に持ち込むことができた。部屋を丁寧に掃除機掛けをし、梱包を解く。切り欠いてもらったところを頼りに向きを決め敷いていく。押し入れの柱の部分と一箇所の角が出っ張っていて入らない。その部分だけ手鋸でカーペットを切り欠いたらドンピシャリ入った。まるで誂えたようだ。
薄いし畳の上だからわずかな沈み込みを感じるが、上等だ。掃除がし易いだろう。
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Last updated
2023.11.15 17:05:58
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