趣味(遊び事)は個人的な研究だと森博嗣氏がどこかに書いていたと思うが、それは大いに賛成する。彼も私も理系の研究者だったから、研究という言葉が意味することを共有していると思う。何か解決すべき問題を発見し、解決に向けて頭脳をふりしぼる。研究者は査読のある英語の雑誌に論文を掲載することが重要だが、趣味ではそのしばりはない。そこが研究者の研究と趣味の違いだが、他はあまり違いはない。
ここのところ、タミヤの「楽しい工作シリーズ」のモノレールを走らせるのに凝っている。固定したレイアウトを作り、obnizを使って遠隔操作するようにした。ここまででもいろいろと解決すべき問題を見つけ、解決に向けて知恵を絞った。
初めて蒸気機関車や地下鉄を作った人たちは、実際に着工するまでに様々な解決すべき問題を羅列し一つずつ答えを見つけていっただろう。それは大変な作業だっただろうが、趣味のように楽しかったのではないだろうか?
私もこのモノレールをどのように発展させるかを考えている。この考える過程が趣味の一番おもしろいところだ。
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Last updated
2024.04.05 20:40:18
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