昨日は自転車を引き取りに行き、石嶺豆腐と第1回から知り合った池間さんのお宅に伺い、2~3観光をして、閉会式、ふれあいパーティに出て、二次会で港の近くの中山へ行き、広島の川掘先生、熊本の寺倉先生、星乃先生と4人で酔いつぶれるまで飲んでいました。なので、昨日のブログを今書いています。
今年、バイクコースが少し変更されました。池間島からの折り返しが途中狩俣から島尻へ抜けるコースになりました。走りながら新しいコースの特徴を見ながら走っていたら、小さな橋がありました。橋など何処にでもあるとお思いでしょうが、宮古島では橋は珍しいのです。珊瑚礁でできた平らな島ですから、降った雨はすぐに地面に吸収されてしまいますし、高い山もありませんから宮古島には川というものがないのです。なので、橋は変だなと思って横を見ると、どうやら入り江になっているようです。宮古島には2箇所橋がありますが、どちらも入り江を渡る橋なのです。その入り江に水の中にぽっぽっと樹が浮かんでいます。そこを2回通りますが、一周目は樹の先だけが水の上に浮かんでいましたが、2周目は根元まで水が引いていましたので、その蛸足まで出ていました。そうです。マングローブでした。汽水域に水の中まで生える樹として有名ですね。昨日女房と車で行ってみました。
周辺には遊歩道が整備されていましたので、車から降りて少し歩いてきました。
結構、広い範囲にマングローブ林が拡がっており、天然記念物になっていました。ヤエヤマヒルギ、オヒルギ、メヒルギ、ヒルギダマシの4種類があるようですが、葉の形で区別するようです。樹の形はみんな蛸足のように木根が出てちょっとやそっとの流れや風では倒れないようになっています。
マングローブ林にはいろいろな生物が棲んでいます。
まず、眼につくのはシラサギですね。シラサギがいるということはその餌になるものがいるということですね。
いました。ミナミトビハゼですね。こいつはハゼなのに水の中が嫌いなのかすぐに水の外に上がってきます。
こんなことも出来るんだよと、寝返りまで打ってみせてくれました。
干上がった地面には大小様々な穴が開いています。この穴は何でしょうか?
近づくとすぐに穴の中に隠れてしまいますが、じっと待っているとまた出てきます。甲羅の赤い小さな蟹でした。
穴の大きさに見合った蟹がいます。穴から覗く蟹は何かメカニカルな感じですね。
平成14年にこの遊歩道が整備されたようです。
アダンの実もオレンジ色に色づいています。この実を見るとヤシガニを思い出します。また、ヤシガニについては別に書くことにします。