DSCN1519 posted by (C)ドクターT
こんな林に囲まれた草地も叩いてみる価値はあります。
クヌギ posted by (C)ドクターT
周囲の林を見ると、クヌギやアベマキの大木がたくさんある場所です。
アベマキの葉(左)とクヌギの葉(右) posted by (C)ドクターT
クヌギとアベマキはよく似ていますが、葉の裏が白っぽいのがアベマキです。
ミズイロオナガシジミ(豊田市) posted by (C)ドクターT
案の定、ミズイロオナガシジミが飛び出しました。下草に降りているのは♀が多いのですが、これは撮影チャンスでもあり、叩くことによって、飛び立たせると撮りにくい場所に移動してしまう危険もあり、叩く前にまず見える場所に停まっていないかどうかをよく確認します。
クロミドリシジミ(豊田市) posted by (C)ドクターT
これは、別の場所ですが、下草にクロミドリシジミが降りていました。ミドリシジミとよく似ていますが、何故これがクロミドリだと判るかと言いますと、周りはアベマキとコナラの林で近くにミドリシジミの食樹であるハンノキはありません。形態的には地色がミドリシジミより濃く、白帯の内側の縁どりが明瞭で、中室端短条がミドリシジミより明瞭で、尾状突起がミドリシジミより長いからです。