日本にトライアスロンが入ってきてから30年あまりが経ちましたが、競技中に亡くなった方は30人近くになっています。今年は蒲郡の大会でも一人亡くなられました。そのほとんどはスイム競技中で、原因はいろいろですが、大半は急激な内因性の疾患の発症です。
以前に、JTUのメディカル委員長をしていて、大会中の事故と自己管理についてまとめたものがあります。
一昨日、競艇場に仕事で行ったら、サーフィンのショップもしている救助艇の小父さんが、サーフィン仲間が2か月ほど前に豊橋でサメに食われたと言います。
ネットで調べて見たら、『2014年6月9日、愛知県豊橋市の海岸でサーフィンをしていた男性がサメに左腕をかまれ30針を縫う大けがをした。サメに襲われた男性は蒲郡市消防本部の署長補佐・高橋剛さん(43)。岸から約30メートル離れた水深約1メートルの浅瀬で高橋さんはサメに襲われ、サメが離れた後に自力で岸まで戻り病院で手当をうけたという。豊橋市や消防がサメが現れた海岸付近に近づかないように注意を呼びかけている。』えっ、高橋 剛君と言えば、私が蒲郡オレンジトライアスロンを始めた時に、高校生で第一回大会に参加してくれた高橋君でした
幸い、食い千切られることなく、助かったようですが、もしトライアスロンの大会中だったらとちょっとぞっとしました。愛知県では19年前に渥美で素潜り漁をしていた地元の漁師がサメに食われて死んだことがあり、その時には伊良湖のトライアスロンはサメ除けのネットを張って行ったことがあります。世界中ではこの100年間で64人の方がサメに食われて死んでいるそうです。宮古島のトライアスロンはサメがよく出る海で泳いでいます。
トライアスリートは変人の集まりのようなものですから、サメくらいでビビったりはしないのですが、サメ対策も考えておかなければいけませんね。
昔、東海中学の時には、伊勢で遠泳が毎年ありましたが、その当時(50年ほど前)でも珍しい六尺ふんどしでした。サメが出たら、ふんどしを解いて流すように言われました。それはサメは自分の体よりも長いものは襲わないらしいからです。う~ん、トライアスロンで六尺ふんどしか~男はそれでよいとしても女はどうすればよいのか