台風12号による大雨の被害が全国で出ているようです。家の辺りでもまずまず降りました。しばらく雨がなかったので、家にとっては恵みの雨でした。
ところで、家に降った雨は何処へ流れるのでしょうか庭や畑に降った雨は土を潤す限界値を超えると溝に入って流れて行きます。屋根に降った雨も樋で集まってすぐに下水に流れるようになっていました。
雨はいつも降る訳ではなく、日照りが続くと、庭木や前の畑で作っている野菜にも水をやらなければなりません。水道料金も馬鹿になりません。
そこで、エコ住宅を目指す私としては、ソーラーシステムの導入の次に考えたのは雨水の利用でした。屋敷には3棟と蔵があって屋根の広さも結構なものです。
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今まで唯一雨水を利用していたのは前のカーポートに降った雨水をポリタンクに貯めて使っていただけでした。
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今回前と蔵の後の2カ所に、雨水タンクを取り寄せて、設置しました。ついでに蔵の後ろにコンクリを張りました。
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雨水の取り込み口は樋の途中を切ってつなぎます。大雨の場合は下へも流れるようになっています。
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古いひび割れた甕がほかってありましたので、それも雨水を貯めるのに利用しました。
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蛇口をつけるために穴を開けたり、バケツで水が汲めるようにコンクリート枠を埋めて少し低くしました。
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裏庭には小さなボチがありました。30年ほど前に先代がコンクリートで囲んで味気ないボチにしてしまいましたが、その時に雨水が一部流れ込むようにしたのですが、実際には雨が降ってもほとんど増えませんでした。
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取り込み口の下水の蓋を開けてみました。右側が隠居の屋根の水が流れ込む口です。正面が下水へ、左側が池への取り込み口です。下水の流れ口と池への取り込み口が同じ高さになっていました。明らかな設計ミスですね
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そこで、下水の流れ口に1cmほどセメントを積みました。これだけのことで、30年間の悩みが解消されました。
私は毎日遊び回ってばかりいると思っている貴方、実は家の仕事もちゃんとしているのですよ