一番遅い時期まで見られるゼフィルスは何でしょうかミドリシジミの♀は9月ころまで見られることはありますし、ヒサマツミドリシジミの♀も10月くらいまで生き残って、渓流に吸水に来ることがありますが、♂のテリ張りが一番遅くまで見られるのはやはりアイノミドリシジミでしょう
アイノミドリシジミ♂テリ張り(鳥居峠) posted by (C)ドクターT
という訳で、昨日はアイノミドリシジミのテリ張りを見に、はるばる4時間半もかけて、標高1200mほどの峠へ行って来ました。朝4時半頃に出て、途中で車のトラブルもあって現地に着いたのは9時45分くらいでした。アイノミドリシジミ♂の活動時間は日の出30分後から10時までですので、ぎりぎりで活動時間に間に合いました。時々小雨も降る曇りという悪い条件でしたが、何とか1頭テリ張りしているのを見ることが出来ました。天気のよい8時前後に来れば、たくさんのアイノミドリシジミが卍巴をしているだろうと思います。
アイノミドリシジミ♀(鳥居峠) posted by (C)ドクターT
♀もミズナラの葉の上でじっと停まっていました。
今年はウラクロ、ウラナミアカ、ヒロオビ、ムモンアカを除いて残りのゼフィルス21種類を見ることが出来ましたが、いよいよゼフィルスの季節も終わりに近づいて来ました。後はヒサマツ♀の吸水を見てみたいですね。