群蝶図と言うと、江戸時代の伊藤若冲の芍薬群蝶図が有名ですが、私も日本産ゼフィルスを全て載せたゼフィルス群蝶図を創ってみました。食草(樹)を全て載せて、その近くにゼフィルスを張り付けてあります。
ゼフィルス群蝶図(縮小) posted by (C)ドクターT
ムモンアカシジミを載せ忘れましたので、差し替えました。これは手始めで、これから科ごとの群蝶図や蒲郡群蝶図、岡田群蝶図などを創って行く予定です。なおこの画像はフォト蔵の元画像で15MBくらいのサイズですが、さらにその元画像は1GBほどあり、大きく伸ばしても見ごたえがありますよ
ゼフィルス群蝶図(縮小)+エッジのポスタリゼーション posted by (C)ドクターT
間違いを見つけては修正しています。上の絵と比べて違うところを探してみて下さい。
答えは6か所です。
1.右上の方、ヒサマツミドリシジミ♀のつもりでヒロオビミドリシジミの同じ写真を張り付けてましたので、入れ替えました。
2.中央、チョウセンアカシジミの開翅写真をつけました。
3.右下、ウラゴマダラシジミの写真が少し小さかったので、大きさを変えました。
4.同じくウラゴマダラシジミの卵も少し大きくしました。
5.右下ミドリシジミの卵が食樹の下に隠れていましたので、前面に移動しました。
6.全体にエッジのポスタリゼーションと言うフィルターがかけて絵画調にしてあります。
それでは次の問題です。何処かに蟻の絵が貼り付けてあります。何処でしょうか
答えはもちろんムモンアカシジミの下ですね。
それでは次の問題です。♂♀両方が入れてあるのは何でしょうか
答えは、右上メスアカミドリシジミと右中段ヒサマツミドリシジミと中央上のウラクロシジミです。
それでは次の問題です。ちょっと難しいですよ。中央上段やや右に飛んでいるのと中央下段やや左に飛んでいる蝶はよく似ていますが、別の蝶です。それぞれ何でしょうか
答えは上の方はブナの木の上を飛んでいますのでフジミドリシジミ、下はコナラの林で飛んでいますのでオオミドリシジミです。
最後に簡単な問題です。ひとつだけ同じ蝶が入れてありますが何でしょうか
答えはすぐに判りますね。大きさと向きは少し変えてありますが、右下のミドリシジミですね。
後、参考までに卵の写真はまだ5種類しか撮れていませんので、撮れているミドリシジミ、ウラゴマダラシジミ、チョウセンアカシジミ、ウラジロミドリシジミ、キリシマミドリシジミを載せておきました。ちょっと食草は判りにくいかも知れませんが、それぞれの蝶の食草の近くにその蝶が載せてあります。
なかなかの大作でしょう創るのに1か月近くかかりました。誰かこの絵を襖絵にしたいとか、ホールの緞帳にしたいと言う方は見えませんか相談に応じます。