wyeiwyb
こんばんは。明日は58歳にしてめでたくご結婚されたオオカミギャング(ぽんすけのお世話になっている先生)の結婚パーティーがあります。僕もそのパーティーに招待され、明日の夕方に、新婚ホヤホヤのお宅へお邪魔をすることになっています。さて、結婚パーティーと言えば、どんなものを想像されるでしょうか?日本の感覚で考えてはいけませんよ~(笑)。とりあえず、彼から送られてきた招待状(電子メール)を見てみましょう。英語で書かれていますが、僕が翻訳しますのでご心配なく。僕は最後の一文を読んで、目ん玉が飛び出しました。Dear all, final info for tomorrow evening.(皆さんへ。 明日の夕方(に開かれるパーティー)の最終情報です。) We expect you around 7pm or so.(皆さんには午後7時前後に来ていただきたいと思います。) Address should be known, and to pull you out of your illusions, (住所はご存知のはずですが、お間違えのないように・・・)we will only take care for the basics, i.e., some bread and cheese, and all drinks.(ちょっとした食べ物だけはこちらで準備します。例えば、パン、チーズ、飲み物など。) So, wyeiwyb: "what you eat is what you bring". Regards, (つまり、wyeiwybってことです。「自分が食べるものは自分で持ってきてください。」 敬具)まず、wyeiwybとは"what you eat is what you bring"の省略型だったのですね。こんな単語(?)は今まで知らなかったけど、日本語で言うKYとかMK5の類なのでしょう。そんなことはどうでもいいのですが、自分が食べるものは自分で持ってきなさいって・・・・どこまでケチなんだ~。これを読んだとき、あのホームページを思い出しました。それはある日本人の方がドイツで体験された様々な文化の違いを紹介するサイトだったように記憶しています。日本の場合ですが、バーベキューパーティーをするときは、幹事さんが全員分の食材を買ってきて、参加者は手ぶらで会場にやって来るというのが通常ですね。ところが、ドイツ式はというと、まさに「wyeiwyb」で、自分が食べる分量の肉、野菜、飲み物を自分自身で買ってきて、網の上で焼いて食べるらしいです。あるドイツ人の方がたくさん買いすぎたようで肉が余っていたそうですが、誰にもその肉を分け与えることはしなかったとも書いてありました。「余ったから、あなたにもあげる」なんて決して言わないのがドイツ式だそうです。ドイツ人のケチ話は結構有名ですが、あのオオカミギャングでさえ、ケチだとは思いませんでした。給料はいいはずなのに・・・。