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テーマ:映画館で観た映画(8351)
カテゴリ:アメリカ映画
コール /ルイス・マンドーキ監督加害者の視点から描かれることが見所 設定や役者さんが良かっただけにあと一ひねりの脚本が欲しいところでした。 24時間という設定は無意味だったのでは?時間の感覚が薄い。この点アメリカドラマシリーズ「24アワーズ」のほうが好みだ。 キーポイントとなる「電話」=コールですが、鳴り方、使い方にもっとインパクトがあれば、完璧だった。たとえば、携帯やモバイル機器の無機質で冷酷・緊迫感あるシーンを更に前面に出していたら、役者の演技ももっと光るはず。中盤までの緊迫感はかなりのものでした。 とはいえ全体的に、アクションも迫力ありのハラハラ感は十分ありました。誘拐という全世界で増え続けている重大なテーマを、その手口の巧妙化と共に生きていかなければならないひとつの家族のドラマにより学べたのは、ほかならない成功だと思う。被害者の視点から描かれることの多いこの手の事件が、加害者の視点から描かれることで複雑味を増しているように思う。 製作年度 2002年 出演: シャーリーズ・セロン 、コートニー・ラヴ 、スチュアート・タウンゼント ケヴィン・ベーコン 、プルイット・テイラー・ヴィンス ・ダコタ・ファニング 製作総指揮 マーク・キャントン 、ニール・キャントン 、リック・ヘス 、ハンノ・ヒュース 、グレン・バラード 原作 グレッグ・アイルズ 脚本 グレッグ・アイルズ 音楽 ジョン・オットマン 監督: ルイス・マンドーキ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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『復讐』的な要素を排除しても成立するストーリーだとは思いましたが、悪人を完全な“悪”として成立させないところにハラハラ感を持たせようとする脚本の勝利でしょうか?ボクは好きな映画です、はい。
(2005/05/31 01:58:57 PM)
(仮)sevaさん
>『復讐』的な要素を排除しても成立するストーリーだとは思いましたが、悪人を完全な“悪”として成立させないところにハラハラ感を持たせようとする脚本の勝利でしょうか?ボクは好きな映画です、はい。 -----そうですね。作り手側からして、悪人にどこか人間味を与えて「誘拐の社会的認識への危惧」に重きを置いたのかもしれません。母の視線で観ていました。 (2005/05/31 02:05:46 PM)
ウサコレ0205さん
>TBありがとうございます。 >ダコちゃんをはじめて観た映画でした。 >彼女のうまさにまいりました。 -----大きい劇場で見たので、演技の表情が良く見えました。巧いです (2005/05/31 03:51:07 PM)
TBありがとうございました。
どういうわけかTBが二重になってしまったようです。ごめんなさいね。 シャーリーズ・セロンが好きなので、おしゃれな姿を見られるだけで嬉しいです。 (2006/01/12 08:57:01 PM) |